top of page

更新日:2月3日

文と写真 宮崎市会員 小島健治さん

 日本野鳥の会宮崎県支部の1年間の「おためし会員」を経て、野鳥の会に

入会しました。現在野鳥図鑑を片手に、少しずつ鳥の勉強をしています。

この度、宮崎県支部のスタッフ猪崎悦子さんが主宰されている「大坪池自然

観察会」に初めて参加しました。

 大坪池は、私の休日の散歩コースなのですが、そこにいる鳥の種類が分からず

見分け方を覚えたいなと思っておりました。たまたま、参加していた宮崎神宮

探鳥会で大坪池観察会の事を知り、思い切って1月26日の行事に参加してみま

した。

 観察会当日は、経験豊かなメンバーの方々が、「鳥の見つけ方や見分け方」を

指導してくださいました。おかげさまで、我が家の近所に様々な鳥が居ることを

知り、新たな発見をすることが出来ました。

添付写真は、1月26日に出会った「サンカノゴイ」です。私はこの鳥がいることに

全く気付かなかったのですが、エスコートして頂いたスタッフのおかげで見つける

ことが出来ました。ずんぐりとした姿で周りの草地に溶け込んでおり、非常に見つけ

にくい鳥でした。サンカノゴイは保護色で姿が分かりにくいため、「湿原の忍者」

と呼ばれている「サギ科の鳥」であることが分かりました。スタッフの皆さんの

サポートで初めての大坪池観察会で珍しい鳥に出会うことが出来ました。お礼申し

上げます。

 今後も宮崎県支部主催の探鳥会や大坪池観察会で「鳥の見つけ方や見分け方」を

学びながら、身近な鳥の観察を楽しんでいきたいと思います。

          📷サンカノゴイ ペリカン目サギ科 70㎝

ree
ree

 
 
 

更新日:2月3日

  1. 日 時 2025年2月2日㈰ 午前7時30分から10時

  2. 参加者 25名 

  3. コメント

 2月の宮崎神宮探鳥会はこの時期らしく、どんよりとした曇り。開会前の

広場の池にはカワセミがひっそりととまっていました。リーダーの森本さん

の諸注意事項の説明の後、散策を開始。

 東神苑ではいつも通り高い木の梢でカワラヒワが四方を見張っていました。

古民家園ではメジロが梅の蕾のふくれ具合を確かめています。

 博物館前で鳥合せをおこなった後、2名の会員さんから自分の野鳥観察の

体験報告がありました。山本千代子さんは、知合いの会員さんの散歩コースで

一緒にカワセミやカワラヒワなどを観察した時の模様を発表。小島健治さんは

事務局の猪崎悦子さんが主催している自然観察会に初めて参加して、サンカノ

ゴイを目視、撮影された経験を報告されました。

 その後、本日のリーダー森本さんによるミニ研修会がありました。「カラスの

見分け方」でハシブトガラスとハシボソガラスの外観や鳴き声、歩き方、飛び方

の違いなど詳しい説明があり参加者も今後の参考になったと大喜びでした。


🐦本日出会えた野鳥

 アオジ、アオバト、ウグイス、エナガ、カワセミ、カワラヒワ、カルガモ、キジバト

 コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ハクセキレイ、ハシブトガラス

 ハシボソガラス、ヒヨドリ、ビンズイ、メジロ、モズ、ヤマガラ、カワラバト

ree
ree
ree
ree



 
 
 

記事と写真 宮崎市 前田幹雄さん

 今冬、「冬鳥のツグミをあまり見ないね」という声をよく聞きます。私の

散歩コースの宮崎霊園付近でも1羽も見ていませんでした。 今シーズンは

ひょっとするとツグミは来ないのかなと心配していました。

 ツグミはジョウビタキやシロハラなどに比べて渡来時期は遅いほうですが、

1月の中旬になっても姿を見ないというのは、これまでに経験がありませんでした。

「温暖化で南下する必要が無かったか?」のでしょうか。

 そんなことを考えながら1月21日に、昨年まで探鳥会を行っていた都城大淀川

の堤防に行ってみました。

 堤防道路を歩きながら野鳥を観察しながら一番先に見つけたのは、なんと一羽

のツグミでした。さらに下流に進むと、河川敷に10数羽がいました。この冬は

ツグミは来ないのか?という不安は吹き飛びました。

 渡来したばかりなのでしょうか? ツグミたちはエサ取りに夢中でした。こちら

が近づいても逃げようとしません。長い移動でとても空腹だったのか、枯れ草の中

にいる虫を盛んに食べていました。

ツグミは普通単独で行動します。このように群れているのは渡来した直後か、北帰

行前だけではないかと思います。こんなに遅いツグミの渡来は、最近では記憶が

ありません。これまでは12月初旬には渡来していたように覚えています。

2月になっても渡来が確認できなかった場合は「ツグミWanted!!」などを掲げて

会員の皆さんに情報提供を呼びかけようかと思っていました。

 今年から御池探鳥会の再開で都城大淀川探鳥会は中止になりましたが、この日も

マガモやカルガモ、ヨシガモ、オカヨシガモなどが数多く見られとてもにぎやか

でした。上空にはノスリが舞い、オオタカが川の上を飛び、川面にいたカモたちが

一斉に警戒する場面も観察出来ました。


           📷群れでエサ取りするツグミ

ree

           📷枝どまりのツグミ

ree

           📷上空を舞うノスリ

ree


 
 
 

日本野鳥の会 宮崎県支部 All Rights Reserved

bottom of page