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  • 事務局
  • 1 時間前

1.日 時 令和7年(2025年) 12月7日(日曜日) 天候:晴れ

2.参加者 30名

3. コメント

 12月になりさすがに寒く手袋が欲しい朝でした。集合場所ではカラスやヒヨドリの鳴き声はありましたが、小鳥の声や姿が少なく静かなスタートでした。キジバトが日向ぼっこなのか陽の射す高い梢に集まっていました。

 東神苑では植木市が開催されていましたが、ここも普段なら小鳥がいるのですがほとんど見られません。古民家園でも遠くでヒヨドリやカワラヒワやの声が聞こえてくるぐらいで小鳥を見ないままでした。杉の林が間伐されて見通しが良くなったことが関係しているのかもしれません。

 しかし、中間鳥合わせ後にドラマがありました。クスノキの高い枝葉の中に小鳥がちらちらと見え始め、そのうちだんだん降りてきました。混群です。シジュウカラだ! エナガもいる、コゲラもメジロも!との賑やかな声、今日一番の盛り上がりとなりました。

 終わりの会では初めて参加された方が3名から「楽しかった。キセキレイが綺麗だった。」などの感想がありました。

 今回は最初は鳥が少なく心配でしたが、終わってみれば19種と平年並みの出現数でした。(近年の最大値は26種!)

4.今回出会えた野鳥 19種

  ウグイス、エナガ、カルガモ、カワラバト、カワラヒワ、キジバト、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ツバメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ

         

始まりの会  
始まりの会  

シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ
シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ
ツグミ、カワラヒワ
ツグミ、カワラヒワ

 
 
 

                    文と写真 事務局田辺英樹

宮崎市の県立平和台公園に珍しいソリハシセイタカシギが3羽いました。


ソリハシセイタカシギ チドリ目セイタカシギ科

学名:Recurvirostra avosetta Pied Avocet

水田、入江、干潟で見られる稀な旅鳥(ごく稀に越冬) 全長は43㎝

リイッ ホイッと鳴く。昆虫、甲殻類、ゴカイなどを食べる。

雌雄同色で成鳥は全体に白と黒の単純な配色で遠目からも目立つ。嘴は

黒色で細くて先が反り上がり、極めて特徴的である。足は青灰色で長い。

幼鳥は褐色みが強い。

 県内では、稀な旅鳥または冬鳥として、干潟や入江、河口、沿海地の

水田などに渡来する。過去実績では、多くは単独で観察されるが、3羽

同時に渡来したこともある。今回3羽確認できたことは珍しい事例と言える。

                みやざきの野鳥図鑑(鉱脈社)より部分引用

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​キクイタダキ

生息環境;山地の針葉樹林、冬に針葉樹の多い公園や里山などにくる10㎝の冬鳥。 チュチュチュチュ・・・チイチチチューチと鳴く。樹上で昆虫類やクモ類、木の実などを食べる。宮崎の方言でマツムシリ、マツメジロなどと呼ばれる。雌雄ほぼ同色。頭頂の模様は黒色で内側が黄色。オスは黄色の中央部の中に赤色の斑があるがメスにはない。体上面は全体にオリーブ色で、眼のまわりは白っぽく、嘴と足は黒褐色で翼の雨覆(あまおおい)に黒と白の模様がある。小枝から小枝へと頻繁に動き回りながら昆虫などを捕食する。メジロやカラ類と

混群をつくることもある。​​    部分引用:みやざきの野鳥図鑑 (鉱脈社2015年) 


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