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 1.実 施 日 2025年11月2日㈰  曇り

 2.参 加 者 35人 

 3.コメント

    11月になるとさすがに朝晩は肌寒く感じます。559回目を迎えた今回の神宮探鳥会 

   は、宮崎大学農学部の野生動物生息研究会の6名の学生さんが参加してくれ、賑やか

   な始まりとなりました。

    集合場所で聞こえてくるのはかん高いヒヨドリの声です。近くの池にはカルガモが

   舞い降りてきました。東神苑では、遠くの梢にカワラヒワがとまっています。そして

   いつもの通りですがビギナー向けにハシブトガラスとハシボソガラスの違いの説明を 

   しました。古民家園ではアサギマダラが1頭ひらひらと飛んでいました。

    博物館前での中間鳥合せの後、鳥の羽の色に関する説明を行い、続いて事務局の

   森本さんから、都城市金御岳のサシバの渡りの観察報告がありました。今シーズンは  

   史上最高の33,322羽が通過したことと、サシバカウンターズの活躍が主な内容 

   でした。

 🐦今回で観察できた野鳥 23種

   アオサギ、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、キセキレイ

   ゴイサギ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツバメ、ハイタカ

   ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハヤブサ、ヒヨドリ、メジロ

   ヤマガラ、カワラバト(ドバト)

         📷AM7:30 始まりの会 今回が559回目です・・・

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         📷東神苑 カワラヒワを観察

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          📷古民家園にいたアサギマダラ

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         📷神宮会館近くにいたゴイサギ

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更新日:11月1日

 毎年11月に実施しているビギナーズ探鳥会のご案内です。

ビギナーズ探鳥会とは、バードウォッチングに興味はあるけど経験がないという方や

体験回数が少ないという方々向けに、日本野鳥の会宮崎県支部が企画している初心者

向けの野鳥観察会です。

 野鳥観察は、ある程度の知識や経験がないと、楽しみ方がわからない趣味だと思われ

ています。ビギナーズ探鳥会では、双眼鏡の使い方から野鳥の簡単な知識、探し方など

をスタッフが同行しながらわかりやすく説明します。

 ビギナーズ探鳥会の会場は県立平和台公園で、越ケ迫池や新池の近くを歩きながら池

に浮かぶ水鳥や、遊歩道から見える小鳥などを観察します。

 バードウォッチングは、ウォーキングでの健康効果や、精神面でのリラックス効果

が得られるアクテイビティとして女性や年配の方々に人気が高まっています。

ビギナーズ探鳥会で、その効果の一端を感じてみませんか?


             🐦 実 施 要 領 🐦


      実 施 日  2025年11月16日㈰ 

      集合時刻  午前8時30分 

      集合場所  県立平和台公園 平和の塔前広場

      観察時間  午前9時から11時45分ころまで

      観察場所  越ケ迫池周辺や、アスレチック広場までの遊歩道

      準 備 物  筆記用具、飲み物、雨具(カッパや折りたたみ傘)

            必要な方は杖、帽子、靴は運動に適したもの

            服装は、天候を考慮して準備してください。

             ハチなどの虫さされ防止のため明るい色がおすすめです。

      備  考  雨天時は中止です。

            双眼鏡の貸出しを行います

            バスで来られる場合は、宮崎ナナイロ前 8:06通過

            平和台行をご利用ください。

      当日見られそうな鳥(抜粋) 

            マガモ・カルガモ・ホシハジロ・カイツブリ・カワセミ

            ヤマガラ・シジュウカラ・シロハラ・ジョウビタキなど

          

           📷野鳥を見つけた参加者たち

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           📷カモの仲間 ホシハジロ

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           📷冬鳥のジョウビタキ(オス)

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           📷水辺の宝石と言われる カワセミ

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                        写真と文 都城市 立元淳子さん

 私が都城市の金御岳でサシバの渡りの写真撮影を始めて今年で5年目になります。

通過するサシバや、螺旋上昇をするタカ柱をたくさん撮影しましたが、急降下するサシバを撮影したことはありませんでした。 

 2025年10月11日㈯朝の金御岳は、台風が接近中で曇り、強い風が吹いていました。

とてもサシバが渡りをするようなコンディションではありません。こんな日にサシバ観察に来る私のサシバ症候群も、だんだん重症になってきたな!と苦笑い。

霧が晴れない山や谷を見渡すと、杉のてっぺんや茂みの中にとまるサシバの姿が見え隠れ

しています。

 午前9時頃、上空の霧の中からサシバの成鳥が突然現れました。こんな天候で渡りをするつもりだったのでしょうか? このサシバをしばらく目で追いかけていたら、突然正面の

杉林の茂みを目指して急降下を始めました。やはりこの日の渡りを諦めたのかもしれません。あれよあれよという間に杉林の中に吸い込まれていきました。

 天候の悪い日に観察に来たのですが、予期せぬ行動を目にすることができました。そして

念願のサシバの急降下を撮影することができました。また今シーズンは初めて、サシバの

群れの近くにいたチゴハヤブサも撮影することが出来ました。


      📷霧の中から突然現れて、杉林に急降下を始めたサシバの成鳥

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      📷動きが俊敏なチゴハヤブサ

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