- 事務局
- 3 日前
文と写真 宮崎市 前田幹雄
野鳥たちにとって最も重要な繁殖の季節となりました。サギも住宅難なのか
やっと見つけた大きな木に集団で巣作りをしていました。その光景はまるで
サギの〃マンション建設〃みたいです。
用事があって2026年4月11日、都城市にでかけました。時間があったので
神柱宮(かんばしらぐう)にある池に行ってみました。冬場に100羽ほどいた
ヒドリガモも旅立った後で、観察できたのはサギ類とカラス、スズメ、カラ類
ドバトだけでした。
池の近くにある高さ約20㍍の木はサギ類のコロニー(集団繁殖場所)になって
いました。よく見ると高い所ではアオサギ(全長93㌢)、ゴイサギ(全長57.5㌢)
が巣を作り、低い所ではコサギ(61㌢)が巣をかけていました。茂った若葉の
なかに営巣されており、どのくらいの巣があるかは正確には分かりませんでした
が、ざっと数えても10数ケ所はありました。大木の下には、風にあおられたのか
サギの卵が落ちていました。白い糞もありました。この木の下は落ちてくる糞に
要注意です。
サギたちのコロニーは夜、鳴き声がうるさいなど、都市部ではよく公害問題に
なっています。神柱宮の近所にも以前はマンションがあり夜、鳴き声がうるさい
と問題になりました。このため神社裏にある高木の上部は伐採されたことが
あります。神柱宮の池ほうは、住宅地からは多少離れており、夜も安心して
子育てできるのでしょう。先日見た木にはどのくらいの巣が作られるのかは
分かりませんが、まるで、サギのマンションになりそうです。家賃不要、近く
を年見川が流れ、ひと飛びすれば大淀川や萩原川もあるので食事にも困りません。
サギたちにとって、ここは快適な子育て環境なのでしょうね。
📷写真上はサギ類が集団繁殖している落葉樹

📷下は低い所は巣づくりしているコサギ







