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              文と写真 田辺英樹、写真 諸岩則俊

 2026年秋のサシバの渡りがいよいよ始まりました。

10月1日㈭に都城市金御岳に観察に行ってきました。金御岳での、この秋のサシバの渡りの観察実績は、9/20・7羽、9/21・45羽、9/22・19羽、9/23・382羽、9/24・141羽、9/25・179羽、 9/26・109羽、9/27・564羽、9/28・15羽、9/29・327、9/30・560羽で9月の累計が2,348羽でした。宮崎県はこの期間は降雨が少なかったわりには、サシバの飛来数が多くありませんでした。東北、関東、他の繁殖地や経由地の天候が不安定だったのかも知れません。

 このような状況でしたが、月が替わり10月1日は一気に2,771羽が観察されました。これまでの11日間の合計数よりも多くのサシバが金御岳の付近を通過していきました。

この日は、東側の山並みの中腹や、上空を流れる粉のようなサシバの群れ! 正面の遠くの雲間から現れる小さな群れ! 近くの山すそや、都城市内の森から湧き上がるたくさんの群れ、西側の上空を通過する米粒にも満たない小さなサシバの群れ!実に様々な方角からサシバが現れては金御岳付近を南下してきました。7名から8名の観察者(サシバ・カウンターズ)の皆さんは目を凝らして、広い空の中から粉粒のようなサシバの姿を探し出し、目視できた羽数を記録しています。東側の山並みを観察している2名のカウンターのやりとりを聞いて、私も双眼鏡で探すのですが、さっぱり分かりませんでした。

 こんな人たちの懸命なカウント作業で金御岳を通過するサシバの数が記録されるのかと思うと頭が下がる思いでした。

 本日辺りからサシバの渡りのカウント数がブレイクするなと予感させる1日でした。

延岡市の愛宕山でも熱心なサシバファンの方々がカウントされています。愛宕山は東の太平洋や西側の山並みの間をサシバが通過する素晴らしいロケーションの観察スポットです。

宮崎県の愛宕山(延岡市)と金御岳(都城市)は、サシバを観察するにはもってこいのスポットです。下記段取りで実施されるサシバ探鳥会にお越しください。


 10月3日㈯ 金御岳探鳥会 午前8時から正午まで。集合:都城市金御岳展望台駐車場

 参加費無料、雨天中止、代替え日は無し。連絡先 中原 聡さん ☎0986-22-5170

 10月4日㈰ 愛宕山探鳥会 午前8時から正午まで。集合:延岡市愛宕山展望台駐車場

 参加料無料、小雨実施、代替え日は無し。連絡先 永田敏治さん ☎0982-33-3436


           📷梢から飛び立つサシバ(諸岩則俊さん撮影)

           📷展望台上空で舞うサシバ2羽

           📷 金御岳頂上で見られたタカ柱


 
 
 

更新日:6 時間前

                     文と写真 宮崎市 田辺英樹

9月末でも30℃を越すような天候が続いておりますが、夏鳥や旅鳥の移動が

気になる時期になってきました。宮崎市の渡り鳥の状況を一部ですが観察して

いますので概要を報告します。

夏鳥で動きが見えてきたのは、ツバメ、サンコウチョウ、キビタキ、オオルリ

などです。

 ツバメは、7月から8月にかけて宮崎市の大淀川下流域で夜のねぐら入りを

観察してきましたが、8月下旬から目視できる数が一時的かもしれませんが

大幅に減少しました。時期を同じくして、奄美大島では南下の途中で立ち寄る

ツバメが増えてきたとの情報が上がっていました。ツバメの南下は既に始まって

いました。

 サンコウチョウは、9月中旬に市民の森に降りてきていました。山での繁殖

を終えて、平野部でのエサ採りで渡り前の栄養補給に余念がなさそうです。

アイリングや嘴のブルーは消えて黒くなっていました。

 キビタキやオオルリは9月25日過ぎに市内の公園や、阿波岐原の森林公園で

目撃されました。夏鳥は、順次平野部に降りて渡りの前の準備をはじめている

ようです。

 旅鳥のエゾビタキは、9月6日の宮崎神宮探鳥会で目撃されて以来、市内各地

で観察されています。今年は例年以上に数多く見られ、当たり年だね!という話を

聞きます。コサメビタキも蓮ヶ池で目撃しました。

 まだまだ暑い日々が続いていますが、野鳥を観察していると季節が変わっている

ことを感じます。   以下、宮崎市内に現れた夏鳥、旅鳥の画像を紹介します。


            サンコウチョウ2026.9.21 ↓

             キビタキ 2026.9.28  ↓

             エゾビタキ 2026.9.20 ↓

             コサメビタキ 2026.9.23 ↓



 
 
 

ク ロ サ ギ

 海岸や干潟で見られる留鳥。数は多くない。全長 62.5cm グアッと鳴く。

魚、カニなどの甲殻類、貝などの軟体動物をエサとする。

雌雄同色、成鳥は全身が黒灰色で嘴は褐色。目先の裸出部は灰青緑色で脚は暗緑色。

宮崎県内では、留鳥として岩の多い海岸に生息するが、河口や干潟で見られることも

ある。個体数は多くない。

白色型は、コサギに似るが嘴は黄色く脚は短めである。

              「みやざきの野鳥図鑑 鉱脈社2015年」より部分引用


📷撮影者コメント  宮崎市 岩切 久さん

近くの大きな川の河口干潟で待っていると、クロサギが目の前に飛んできて水際の

浅いところで小魚の群れに狙いを定めてソッと近づき見事に捕らえて食べていました。



 
 
 

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