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事務局

今年の冬はいろいろな種類のムクドリが一ツ瀬川河口付近にやってきたようです。

トップページはギンムドリの♂♀を掲載しましたが、そのほかの種類のムクドリを

紹介します。               解説文は「みやざきの野鳥図鑑」より部分引用

1⃣カラムクドリ

 稀な冬鳥で全長は20cm ムクドリよりも4cmほど小さい。成鳥オスは頭部、背、腰、下面は灰褐色。翼は黒く雨覆いは白く、翼を閉じると大きな白斑に見える。成鳥メスではこの白斑が小さい。尾は黒く羽先外側に汚白色斑がある。県内には稀な冬鳥として単独か少数で渡来し地上よりも樹上で生活する。1991年頃から数年ごとに新富町、三股町などで記録がある。

         カラムクドリ 📷撮影 宮崎市 杉尾稔彦さん

2⃣ホシムクドリ

 これも稀な冬鳥で全長は21cm。雌雄同色。冬羽は全体が弱い光沢のある黒色で、白や黄白色の小斑が散らばっている。翼の各羽外縁はバフ色である。足は赤黒く、嘴は黒色である。

夏羽は全体に緑や紫の金属光沢のある黒色で、嘴は黄色くなる。県内には1988年から毎年

都城市、佐土原町、えびの市、新富町、高鍋町などの何処かで記録がある。

         ホシムクドリ 📷撮影 事務局 田辺英樹

3⃣コムクドリ ※今冬は視認の情報は確認していませんが参考に紹介します。

 旅鳥で全長は19cm。雄は頭部から喉にかけて淡いクリーム色で頬から耳にかけて赤茶色。

体上面は黒く、紫色の金属光沢がある。上尾筒は淡黄色で尾羽は黒い。体下面は淡いクリーム色で脇は青黒色。雌は頭部から胸が灰褐色で、頬に茶色の斑はない。県内では春と秋の

渡りの時期に数十羽の群れを見ることがある。

         コムクドリ 📷撮影 事務局 田辺英樹


 

宮崎市会員 小島健治さん

 3月22日(土)「大坪池自然観察会」に参加しました。これで3回目です。

天候は、晴れ。少し暖かくなってきた日の午前中です。

前々回1/26、前回2/22に引き続きまたサンカノゴイに会うことが出来ました。

これで3回目、まだいてくれたのかと驚きました。今回は羽を広げた姿を写真

に撮れました。

 

 今日もメンバーの方々にエスコートして頂き楽しいひと時を過ごすことが

出来ました。今後も宮崎県支部主催の探鳥会や大坪池観察会で学びながら

バードウォッチングを楽しんでいきたいと思います。

         📷羽を広げたサンカノゴイ


                  

1.日 時 2025年3月20日(木曜日・春分の日) 快 晴

2.参加者 42名

3.コメント

   青空が広がりおだやかな探鳥会となりました。集合場所の広場では、小屋の上のス

  ズメが活発に鳴いたり動き回っています。草原の上ではカワラヒワの群れがエサ探し、

  上空ではアマツバメ3羽が飛び回っています。カラスに追われるノスリも見つけました。

  近くの小枝でコゲラが動き回っていますが、良く見ると後頭部に赤い斑が見えます。

  なかなか出会えないオスです。今日はスタート前からいろいろな鳥を観察できました。

   散策を始めてしばらくすると、またまた上空で猛禽がカラスに追われています。よく

  見るとハイタカでした。丘の上を見るとコブシの白い花が満開です。歩きながらジョウ

  ビタキのオスやメスを観察しました。「まだいてくれたんだね!」と感謝の声が聞こえ

  てきました。キジがいる畑にさしかかりましたが、今回は登場してくれませんでした。

  ナノハナ畑ではヒバリが高い空でさえずっており、いよいよ西都原に春到来と感じまし

  た。10時スタートで12時終了、たくさんの鳥を観察することが出来ました。 


🐦本日出会えた野鳥 29種

  アオゲラ、アオサギ、アオジ、アマツバメ、ウグイス、カワラヒワ、キジバト、コゲラ

  シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、スズメ、タヒバリ、ツグミ、ツバメ、トビ

  ノスリ、ハイタカ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ビンズイ

  ホオジロ、ミヤマガラス、メジロ、モズ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ

        📷駐車場にいたアオジ♂

        📷よく見ると後頭部に赤いポチ コゲラの♂

        📷42名で始まりの会

        📷コブシ咲くあの丘~

        📷春を告げるヒバリ



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