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                      文と📷写真 宮崎市 前田幹雄

  我が家の近くで「ヒッ ヒッ」という鳴き声が聞こえてきました。声の主は冬鳥のジョウビタキ(全長14㌢)です。県内には、10月26、27日ごろ一斉に渡来したようです。

私の散歩コースでも鳴き声がよく聞かれるようになりました。11月1日、宮崎市の南部墓地公園のサクラの木でジョウビタキのメス(ジョビ子さん)が盛んに鳴いていました。添付の写真はその時に出会った一枚です。「どうして後姿を撮るの? 前からちゃんと撮ってよ!」と怒られそうな一枚です。このカットはジョビ子さんの尾羽や独特の橙色がバッチリ。それに特徴の一つである白斑もよくわかります。目もまん丸でとてもかわいいです。個人的には気にいった一枚となりました。

 ジョウビタキは繁殖期は夫婦仲良く子育てしますが、冬場はえさ場をめぐって夫婦でも

縄張り争いをします。お互いに「ここから出ていけ」と追いかけまわしますが、ぶつかりあうほどの争いではありません。お互い傷ついたら、厳しい冬を乗り切れませんからね。

 私は今年もジョウビタキの出会いを精一杯楽しみたいと思っています。個人的にはジョビ太君(オス)よりジョビ子さんが好きです。自宅周辺や公園、河川敷などにいますので皆さんも触れ合ってください。※ジョビ太君やジョビ子さんは野鳥愛好家の間で呼ばれている通称です。

           📷my散歩コースに今年も登場したジョウビタキ(メス)

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更新日:12 時間前

1.日 時 令和6年(2025年) 11月16日㈰   晴れ

2.参加者 32人 

3.コメント

  21℃予想の日曜日でしたが、朝の平和台公園は寒さを感じました。それでもしばらく

すると、ウグイスの囀りやツクツクボウシの鳴き声まで聞こえてきました。11月中旬に

ホーホケキョやツクツクボーシ♬を聞くと季節感が混乱します。ビギナーズ探鳥会では

毎回本部から貸出し用の双眼鏡を段取りしてもらいます。今回は8名の方が使われましたが

事前に双眼鏡の使い方のミニ研修会を行いました。正しい使い方がわかったと好評でした。

 集合場所から観察エリアの越ケ迫池に来てみると、カワセミの♂が湖面に突き出た枝の先にとまっています。長い時間止まってくれたので女性の参加者は大喜び!この日は3回くらい目視ができました。主催者としては、いつものことながらカワセミが登場してくれるとホッとします。男性陣はハヤブサやハイタカの登場で満足していました。一方、越ケ迫池や新池のカモ類が少なくカルガモとマガモの2種でした。以前はホシハジロやキンクロハジロなどが観察出来ていました。

 毎回、鳥合せの後初めての参加者の方にコメントを頂きます。今回は本部のブログを見て参加された鹿児島県の親子2名と、大分県から前泊できましたという女性が1名おられビックリしました。理由を伺うとビギナーズ探鳥会というネーミングで気楽に参加すことができたとの事でした。最後に2026年の野鳥カレンダーや、オリジナルのサシバのTシャツ、みやざきの野鳥図鑑のPRをしました。初めての参加者に好評でたくさんの購入申し込みがありました。

 都合で参加できなかったおためし会員の方から「総合会員に申し込みました!」と電話連絡がありました。


🐦この日出会えた野鳥 28種

  アオジ、ウグイス、エナガ、オオバン、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト

 キセキレイ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツバメ

 ハイタカ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハヤブサ、ヒバリ、ヒヨドリ

 マガモ、ミヤマガラス、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ、カワラバト(ドバト)

          

          📷双眼鏡の上手な使い方 ミニ講習会

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          📷カワセミが見えるよ!

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          📷スマスコで捕らえたカワセミ

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          📷観察終了後、鳥合せと支部からのお知らせ

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 1.実 施 日 2025年11月2日㈰  曇り

 2.参 加 者 35人 

 3.コメント

    11月になるとさすがに朝晩は肌寒く感じます。559回目を迎えた今回の神宮探鳥会 

   は、宮崎大学農学部の野生動物生息研究会の6名の学生さんが参加してくれ、賑やか

   な始まりとなりました。

    集合場所で聞こえてくるのはかん高いヒヨドリの声です。近くの池にはカルガモが

   舞い降りてきました。東神苑では、遠くの梢にカワラヒワがとまっています。そして

   いつもの通りですがビギナー向けにハシブトガラスとハシボソガラスの違いの説明を 

   しました。古民家園ではアサギマダラが1頭ひらひらと飛んでいました。

    博物館前での中間鳥合せの後、鳥の羽の色に関する説明を行い、続いて事務局の

   森本さんから、都城市金御岳のサシバの渡りの観察報告がありました。今シーズンは  

   史上最高の33,322羽が通過したことと、サシバカウンターズの活躍が主な内容 

   でした。

 🐦今回で観察できた野鳥 23種

   アオサギ、エナガ、オオタカ、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、キセキレイ

   ゴイサギ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツバメ、ハイタカ

   ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハヤブサ、ヒヨドリ、メジロ

   ヤマガラ、カワラバト(ドバト)

         📷AM7:30 始まりの会 今回が559回目です・・・

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         📷東神苑 カワラヒワを観察

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          📷古民家園にいたアサギマダラ

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         📷神宮会館近くにいたゴイサギ

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