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1.日 時 令和6年(2024年) 11月17日㈰   晴れ

2.参加者 42人 (会員27名 おためし会員4名 一般11名)

3.コメント

 前日までの雨も上がり晴天に恵まれました。新聞広告の効果もあり過去最多の42名が参加されました。8時半に集合した後、平和の塔前広場で双眼鏡の使い方講習や、野鳥の写真パネルで勉強会を行いました。始まりの会の後、はにわ公園の坂を下り池畔広場に向かいます。坂の途中で、高い杉の木のてっぺんにモズを発見。望遠鏡や双眼鏡で観察しました。

 今日は、大宮地区の2~300人規模のウォーキング大会と重なったため観察コースを変更。スタート地点の池畔広場から、越ケ迫池を右手に見ながらアスレチック広場の先まで行き、折り返しました。越ケ迫池ではカルガモ、ホシハジロなどが浮かんでおり、上空ではミサゴが飛んでいました。観察の道中では、左手の茂みでメジロやジョウビタキが観察できました。越ケ迫池と新池を分ける連絡通路では、新池にはカルガモを始めマガモ、ハシビロガモが観察できました。ここでも目の前の木の枝で動き回るメジロや、ヒッヒッカッカッと鳴くジョウビタキを観察しました。

 今日は一般参加者が11名。メジロなど、会員が見慣れている鳥にも歓声が上がったり

質問が飛び交ったりで賑やかな観察会になりました。ただ温暖化のせいか、カルガモ以外のカモ類はまだまだ少なかったようです。観察終了後の鳥合せでは、これも過去最多の33種がカウントされました。交流会では入会歴半年から1年半の会員から、カワセミ初観察の事例報告や、野鳥の会に入会して良かったなどのコメントがありました。初参加の人からは、野鳥を観察するのは初めてで良い経験になりました!との声が聞かれました。

 探鳥会スタート前に、2名の方から本会員の入会の申し出があり、翌日18日にはおためし会員の申込みの電話が1件ありました。

4. 本日出会えた野鳥 33種

 アオゲラ、アオサギ、ウグイス、エナガ、オオバン、カルガモ、カワセミ、カワラヒワ、キジバトキセキレイ、コガモ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツバメ、トビ

ハクセキレイ、ハシビロガモ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホシハジロ

マガモ4、ミサゴ2、ムクドリ3、メジロ10+、モズ2、ヤブサメ1、ヤマガラ3

リュウキュウサンショウクイ、ソウシチョウ

           📷平和の塔前で始まりの会

           📷越ケ迫池の北側通路での観察風景

           📷人懐っこいジョウビタキのメス

           📷観察終了後の鳥合せ作業




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                          文と写真 前田幹雄さん

 趣味で野鳥観察を初めて35年になりますが、野鳥の意外な行動に驚くこと

があります。

 2024年10月25日午後3時半ごろ、宮崎市の東大宮小近くの駐車場でムクドリ

の群れがナンキンハゼの実を食べていました。空腹だったとみえて私が近寄って

写真を撮っても気にせず食事に夢中でした。

 カメラが電池切れになり、車に乗ろうとドアを開けた時です。上空にチョウ

ゲンボウが飛んできました。「チョウゲンボウがくる季節になったか」と思い

ながら眺めていました。その時です。近くにいたムクドリ70数羽が一斉に飛び

出し、チョウゲンボウの後を追跡し始めました。

 先頭の10数羽がチョウゲンボウに迫りました。チョウゲンボウもいきなりの

攻撃に驚いたのか、慌てふためいて飛び去りました。ムクドリたちは撃退に

成功すると、しつこく追跡はせずナンキンハゼに戻って再び食事を始めました。

 今回ムクドリが行った行動はモビング(偽装攻撃)と言えます。自分のテリト

リーに侵入してきた鳥を追い払うための威嚇の行動です。カラスはしばしば

モビングをします。猛禽が飛んで来ると、どこからともなく現れて侵入者に

アタックします。トビがカラスに追いかけられるのはよく目にする光景です。

しかし双方が傷つく程の攻撃ではなく威嚇の行動ですが、遊びでちょっかいを

出すこともあります。

今回のようなムクドリのモビングはとても珍しい行動でした。

 ムクドリが猛禽をモビングする決定的な瞬間を電池切れで撮れなかったのは

不覚の致すところでした。

       📷ナンキンハゼの実を食べるムクドリ

       📷参考写真 カラスにモビングされるカラフトワシ


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日  時 2014年11月3日㈰ 7時30分~9時 天候 

参 加 者 30名

コメント 

 温帯低気圧による悪天候が心配されましたが、今日は朝から晴天に

恵まれました。夏の暑さが続いていましたが、秋らしい涼しさを感じ

ます。集合場所の大藤棚広場では、鳥の鳴き声がたくさん聞こえてき

ます。

東神苑では秋の植木市が行われていました。今日はソウシチョウの

にぎやかな声があちこちから聞こえてきます。

古民家広場ではカキが熟しておりシロハラがつついていました。

 博物館前で、中間の鳥合せを行いました。初めてアシスタントの

阪本さんに進行をお願いしました。集計すると出現した野鳥は24種

で近年では最高の実績でした。

 終了後、リーダーの前田さんが野鳥のミニ勉強会(第2回目)を行いま

した。今回のテーマは「モズのはやにえ」。モズのはやにえは保存食

ではなく、次のシーズンのオスの大事なタンパク源になりますとの説明

でした。

 今後の探鳥会の案内では、これまでコロナ感染防止で途絶えていた

御池探鳥会を復活して2025年1月26日㈰に行い、これに伴い都城探鳥会

(2015年1月19日)は取りやめとする旨の説明がありました。


🐦本日出会えた野鳥 24種

 アオジ、イカル、ウグイス、エゾビタキ、エナガ、カワラヒワ、キジバト

 キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、シロハラ、ジョウビタキ、ツバメ

 ドバト、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ

 ホオジロ、メジロ、リュウキュウサンショウクイ、ヤマガラ、ヤブサメ

 ソウシチョウ

         📷東神苑での観察風景

         📷古民家園で観察

         📷中間鳥合せの後の野鳥ミニ研修

         📷参考画像 エゾビタキ







                  

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