top of page

​キクイタダキ

生息環境;山地の針葉樹林、冬に針葉樹の多い公園や里山などにくる10㎝の冬鳥。 チュチュチュチュ・・・チイチチチューチと鳴く。樹上で昆虫類やクモ類、木の実などを食べる。宮崎の方言でマツムシリ、マツメジロなどと呼ばれる。雌雄ほぼ同色。頭頂の模様は黒色で内側が黄色。オスは黄色の中央部の中に赤色の斑があるがメスにはない。体上面は全体にオリーブ色で、眼のまわりは白っぽく、嘴と足は黒褐色で翼の雨覆(あまおおい)に黒と白の模様がある。小枝から小枝へと頻繁に動き回りながら昆虫などを捕食する。メジロやカラ類と

混群をつくることもある。​​    部分引用:みやざきの野鳥図鑑 (鉱脈社2015年) 


ree

                            

 
 
 

                  文と写真 宮崎市 前田幹雄

 宮崎市佐土原町にある二ツ立調整池は、今冬もカモなど冬鳥たちが越冬のために

渡来しています。一ツ瀬川河口付近には11月末時点で、越冬のためクロツラヘラサギ

20羽+αが渡来しているようです。11月25日に観察に行ってみました。浜上橋の北側

の浅瀬で8羽のクロツラヘラサギが休んだり、エサ取りをしていました。このうちの

2羽が羽繕いをはじめました。この2羽はお互いの頭や首付近を羽繕いしています。

一羽が首のあたりを、もう一羽は相手の頭部を軽く噛んでしていました。今度はお互い

に喉もとを丁寧に羽繕いを繰り返していました。

 クロツラヘラサギは嘴が非常に平たくて長く、幅も広くなっています。このため自分

の頭部や首の上などはきれい羽繕いができません。このため2羽が相互に羽繕いすること

があり、これを相互羽繕いと呼んでいます。この行動は手入ればかりでなくお互いの絆を

深め仲間意識を高めたりします。また求愛の時はオスがメスの頭や首などを嘴で羽繕い

するとメスもオスの頭をこすり付けると言われています。

 今回の相互羽繕いは、羽の手入れと仲間との絆を深めているのかもしれません。

それにしても平たい嘴で揉み揉みされと気持ちよいでしょうね。来年3月ごろになると

求愛の羽繕いが見られるはずです。

  (写真は頭や首あたりをお互いに甘噛みして絆を深めるクロツラヘラサギ)

ree
ree

 
 
 

                      文と📷写真 宮崎市 前田幹雄

  我が家の近くで「ヒッ ヒッ」という鳴き声が聞こえてきました。声の主は冬鳥のジョウビタキ(全長14㌢)です。県内には、10月26、27日ごろ一斉に渡来したようです。

私の散歩コースでも鳴き声がよく聞かれるようになりました。11月1日、宮崎市の南部墓地公園のサクラの木でジョウビタキのメス(ジョビ子さん)が盛んに鳴いていました。添付の写真はその時に出会った一枚です。「どうして後姿を撮るの? 前からちゃんと撮ってよ!」と怒られそうな一枚です。このカットはジョビ子さんの尾羽や独特の橙色がバッチリ。それに特徴の一つである白斑もよくわかります。目もまん丸でとてもかわいいです。個人的には気にいった一枚となりました。

 ジョウビタキは繁殖期は夫婦仲良く子育てしますが、冬場はえさ場をめぐって夫婦でも

縄張り争いをします。お互いに「ここから出ていけ」と追いかけまわしますが、ぶつかりあうほどの争いではありません。お互い傷ついたら、厳しい冬を乗り切れませんからね。

 私は今年もジョウビタキの出会いを精一杯楽しみたいと思っています。個人的にはジョビ太君(オス)よりジョビ子さんが好きです。自宅周辺や公園、河川敷などにいますので皆さんも触れ合ってください。※ジョビ太君やジョビ子さんは野鳥愛好家の間で呼ばれている通称です。

           📷my散歩コースに今年も登場したジョウビタキ(メス)

ree

 
 
 

日本野鳥の会 宮崎県支部 All Rights Reserved

bottom of page