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更新日:5月5日

 マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の宮崎県内での感染報告数は4~6月に多くなる。国の統計が開始された2013年以降、宮崎県で感染が確認された117例のうち、半数以上の62例が4~6月に集中している。2013年のSFTSの累積報告数は5月が最も多く30例、4月が17例、6月が15例。2024年に派生した8例のうち7例がこの時期に発生しているとの事。農作業やアウトドアレジャーなどの屋外活動などが増えるのが要因。

宮崎県での統計開始以来の累計117件は全国最多。感染すると6~14日間の潜伏期間を経て発熱や消化器症状などが出て、重症化すると死に至ることがある。

 森や草むらに入るときは肌の露出は出来るだけ避ける。足元はできれば長靴、アウトドアシューズなどの場合は長い靴下をはきズボンの裾は絞ることがおすすめである。

虫よけスプレーも出来るだけ使うことがすすめられる。虫よけスプレーは「ディート」「イカリジン」の成分が入ったものが効果的。

もし、ダニにかまれたときは無理にはずしたり、引き抜こうとせずに皮膚科での処置が必要。かまれてから数週間は体調の変化に注意し、発熱などがあれば皮膚科で受診することが必要とのこと。

◎バードウォッチャーも森や林、草ヤブを通ることが多いので充分に対策が必要です。

(宮崎日日新聞 2024年4月23日掲載記事から部分引用 事務局加筆)


<参考>


重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するお知らせ(宮崎県のHPより)

 
 
 

(えびの管理官事務所より)


 御池野鳥の森は野鳥の繁殖時季を迎え、たくさんの方が自然観察に訪れます。

 歩道利用について下記のとおり立入規制が行われますので、気を付けて観察を楽しみましょう。

 

①  ヤイロチョウ保護のための立入規制について【毎年5月1日~8月31日】     

 御池野鳥の森においてヤイロチョウ(国内希少野生動植物種)の繁殖への影響軽減のため、平成22年度以降、毎年ヤイロチョウの繁殖時期における小池林道(下図赤線①)奥への立入を制限しています。今年度も繁殖時期(5月~8月末)における立入制限を行います。

 

②  御池野鳥の森内の一部歩道への立入規制について【令和5年4月26日~当面の間】

 御池野鳥の森内で環境省が管理する歩道のうち、安全管理の観点から、当面の間、下図赤線②の区間において立入規制を行います。

         

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ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真上左は流れの速い場所でエサ獲るカワガラス。同上右は丈夫な足と爪。下は岸辺の岩で休んでいたオシドリ

 
 
 

1.日 時 2025年4月20日(日曜日)午前9時~11時 小雨

2.参加者 10名

3. コメント

 小雨が降り続き、あいにくの天気になりました。参加者は10人でしたが、雨にも負けず参加した熱心な人に野鳥から大きなプレゼントがありました。

 開会式前に、集合場所の鉄塔地点から対岸の草地にキジのオスがいました。オスは周囲を見渡しながら羽をばたつかせて「ケーンケーン」と高鳴きしていました。ハート型の赤い顔と体の濃い緑がとてもきれいでした。「キジをじっくり見られて最高」という声があがっていました。

 このあと本日の予定を説明。雨の状況を見ながら、左岸堤防をくだって早めに切り上げることにしました。今回は身近にみられるセッカを中心に探鳥することにしていましたが、キジの出現で吹き飛んでしまいました。

 堤防を下っていたところ、下流の枝に何とヤマセミが止まっていました。最近、見られなかっただけに驚きの声があがりました。初めて見る人も多く、黒白の鹿の子模様に驚きの声があがっていました。「近い所でみられたらすごくきれいでしょうね」「初めて見ました」などと語っていました。

 遠くのヤマセミをみていたらキンポウゲが満開の河川敷にキジのオスがいるではありませんか。黄色の花と深緑がきれいなキジは、素晴らしい光景でした。対岸をみるとキジは3羽(オス1、メス2)となっていました。近くでキジの高鳴きもあり、キジ5羽を記録。まさに本日の探鳥会はキジのオンパレードみたいでした。

 河川敷ではセッカやツバメがにぎやかに飛び交い、草地ではホオジロが高鳴きするなどたっぷり野鳥観察ができました。ただ、コムクドリなどの夏鳥はみられませんでした


🐦本日出会えた野鳥 27種

 アオサギ、イカルチドリ、イソシギ、ウグイス、カイツブリ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キジバト、スズメ、セグロセキレイ、セッカ、ダイサギ、ツバメ、トビ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ、ムクドリ、モズ、ヤマセミ,カワラバト(ドバト)

        


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