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更新日:6月30日


日  時 2024年1月21日㈰ 9時30分~11時 晴

参加人数 31名

場  所 都城市ウェルネス浄化センター清流館西側堤防道路

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  心配された雨もなく、おだやかな探鳥会日和となりました。

 参加者を最初に迎えてくれたのは、ヒチコックの「鳥」のワンシーンの

 ようなカラスの群れでした。ミヤマガラスの大群のなかによく見ると

 小さなコクマルガラスがいました。

  スタート時刻まで集合場所で双眼鏡片手に観察です。はるか遠くの

 鉄塔に粒のようなハヤブサを発見、しばらくすると珍しいハイイロ

 チュウヒの雌が河川敷を飛んでいきました。

  始まりの会では、都城地区の会員 中原さん、続いて渡邉支部長が

 挨拶をした後、3班に分かれて観察が始まりました。

 川のあちこちでコガモやヨシガモがエサ取りをしています。これに

 マガモが加わり、雄の頭部の緑色が鮮やかに見えて参加者は大喜び。

 はるか遠くの木の枝では、オオタカが白い粒のように見えました。

  ミサゴが飛んできたり、先ほどのハヤブサが頭上を通り過ぎたりで

 今日は猛禽が良く出てくれます。手前の川岸ではカワセミが何度も

 水浴びのダイビング。川の中州ではイソシギが2羽、行ったり来たりで

 せわしなく飛び回っています。最後にキジが鳴いてくれました。

  42種もの野鳥が登場してくれて今日は皆さん大満足の探鳥会となり

 ました。終わりの会で参加者に感想を伺いました。

 冨 吉 さ ん:ベテランの人は鳥に関する知識がすごいです!

 中 野 さ ん:たくさんの野鳥が登場したが、記録をとっておくことが大事!

 佐小田さん:山登りをしているとたくさんの鳥に出会うが名前が分からない

       ので中原さんに教えてもらってます。

 高 妻 さ ん:早起きが苦手ですがこれからは鳥を見るために頑張ります。

 木 下 さ ん:昔、野鳥の会の会員でした。久しぶりに探鳥会に来てよかった。

       また入会しようかな!


🐥観察できた野鳥 42種

 アオサギ・アオジ・イカルチドリ・イソシギ・ウグイス・オオタカ

 オオバン・オカヨシガモ・カイツブリ・カルガモ・カワウ・カワセミ

 カワラバト・カワラヒワ・キジ・キジバト・キセキレイ・クサシギ

 コガモ・コクマルガラス・コサギ・ジョウビタキ・スズメ・ダイサギ

 ツグミ・ツバメ・トビ・ハイイロチュウヒ・ハクセキレイ・ハシブト

 ガラス・ハシボソガラス・ハヤブサ・ヒドリガモ・ヒバリ・ヒヨドリ

 ホオジロ・ホシハジロ・マガモ・ミサゴ・ミヤマガラス・ムクドリ

 モズ・ヨシガモ

         📷ミヤマガラス他のお出迎え

         📷突如現れたハイイロチュウヒの雌

         📷 コガモの雄

          📷 ヨシガモ

          📷終わりの会



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更新日:1月17日

📷文と写真 都城市 中原 聡さん

 都城の大淀川近辺でコハクチョウの親子が越冬中。去年の12月中旬

辺りから見られています。霧島山をバックに‘醜いアヒルの子’状態の幼鳥

と真っ白い親鳥が一緒の光景はなんともほほえましく素敵です。

2017年11月に大淀川と沖水川の合流点付近で見られて以来の渡来と

なります。写真撮影の人は追いかけ回さないで、できるだけ車の中から撮

って欲しいものです。

コハクチョウのメモ

生息環境:河川(主に河口)、入江、湖沼 渡り区分:稀な冬鳥 全長:120㎝ 

鳴き声:コォー 食性:ほとんど植物食で、水草の葉、茎、根茎、種子、果実など。

特徴:雌雄同色。成鳥は全身が真っ白。嘴は上嘴基部が黄色で先端は黒い。

よく似たオオハクチョウより全体に小さく、嘴や頸も短い。嘴の黄色部も小さい。

生息状況:宮崎県内では数少ない冬鳥として、河口などに飛来することがある。

ほとんどが単独であるが、2010年2月には椎葉村に8羽の群れが発見された。

宮崎市の知福川河口でコブハクチョウと行動をともにする姿を見たことがある。

                     📖みやざきの野鳥図鑑より引用





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事務局

ジョウビタキの冬支度               文と写真 宮崎市千代延好晃さん

 新年明けましておめでとうございます。

マイフィールド、市民の森の観察報告をさせて頂きます。

今冬の市民の森は11月頃から猛禽類が出現し、警戒感からか冬鳥のルリビタキやジョウビタキ、加えて留鳥のシジュウカラ、ヤマガラ、メジロまで見かけることが少なく感じます。そんななか年末、久しぶりにお目目クリクリのジョビ子ちゃん(ジョウビタキ雌の愛称)に出会えました。

 厳しい社会問題が山積していますが、令和6年は野鳥ファンの皆様が笑顔いっぱいの1年となりますようジョビ子ちゃんのかわいい画像をお届けします。

その日ジョビ子ちゃんは、西園の憩いの池周辺の枝で木の実を食べようとしていました。昨年10月中旬に初認した際のジョビ子ちゃんはスリムな感じに見えましたが、その時よりも随分丸みを帯びたフォルムになっていました。今季は宮崎でも氷点下2~3度の日もありましたので鳥さんも、冬支度を終えたのでしょう。野鳥は気温が下がると脂肪を貯えたり、羽の中に空気層をつくることから、見た目がふっくらして見えることが多くなります。市民の森公園管理事務所の方に尋ねたところ、例のジョビ子ちゃんの止まり木の名前は「シャシセンボ」といって、ブルーベリーの原種となる樹だそうです。小さな黒紫の実を美味しそうに食べては囀っていました。きっと甘い実だったのでしょう。翌日現場に行ってみると沢山なっていた実は一つも残っていませんでした。おなか一杯食べて糖分や脂肪を貯えていたのだと思います。その際のまことにかわいいジョビ子ちゃんの写真をお届けしますので、笑顔あふれる新年となりますようにお祈りいたします。

 ※これまで市民の森に関する寄稿を50回させて頂きましたが、節目を迎えましたので

  今回から”市民の森観察記”のタイトルを冠して記事作成をさせて頂きます。(千代延好晃)

         📷写真は3枚ともジョウビタキの雌




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