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1.日 時 令和7年(2025年) 8月23日(土) 天候:曇り

      集合18時 観察18時40分~19時30分

2.場 所 大淀川河川敷左岸 (小戸神社南側)

3.参加者 37名

3. コメント 

    野鳥の会会員や一般の方々に、圧倒的な数のツバメのねぐら入りを観察して頂こう 

   とツバメのねぐら入り第1回目を企画しました。

    実施日前は関心度の高い企画でしたが、開催日直前には二つの不安がありました。

   一つの不安は出現するツバメの少なさ。4回の下見では、1回目1,000羽、2回目約800 

   羽、3回目約500羽、4回目約100羽くらいしか確認できませんでした。推定ですが

   一昨年は、1~2万羽以上が集まっていたと思われます。

   二つ目の不安は、当日夕方の天気予報が雨になっていることでした。

    このふたつの不安要素で、遠方からご参加予定の15名ほどの皆さんに参加の見合

   わせをお願いしました。当日の参加をご遠慮頂いた方々には、お詫びと御礼を申し

   上げます。

    この日のツバメは約350羽が飛んだのですが、はるか遠くを飛ぶだけで、近くには

   来ませんでした。野鳥の会のスタッフは慣れているので双眼鏡で確認できましたが、 

   参加者の皆さんが、砂粒よりも小さいツバメを見つけるのは少し無理がありました。

    ツバメの観察は無理でしたが、当日は色々な野鳥を観察することができて観察会場

   は盛り上がりました。最初に見つけたのは河畔林の木に群がっているコムクドリ。

   15羽ほどの群れでしたが、この時期に出会えるのは珍しいことです。その後猛スピ   

   ードで空を飛び回るハヤブサや、悠然と東の方へ飛んでいくチュウダイサギの群れを 

   発見しました。

    ツバメのねぐら入りの場所は、ヨシ原の繁茂状況、猛禽などの活動エリアその他の

   環境の変化で、変わると思われますが大淀川河川敷も何かの異変があったものと思わ

   れます。来年は、この場所にツバメが戻るのか、あるいは他の所をねぐらにしている   

   かを確認できればと思います。

    このページをご覧の皆様で、ツバメがねぐら入りするかもしれない場所をご存じの

   方は下記のアドレスに情報をお寄せ下さい。河川敷のヨシ原や広いサトウキビ畑など

   が多いようです。宜しくお願い致します。

      宮崎県支部事務局 yatyou-m@miyazaki-catv.ne.jp


      📷☟岩切事務局長のツバメのミニ研修

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      📷☟大淀川河川敷風景

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      📷☟河畔林にいたコムクドリ (山本清美さん撮影)

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      📷☟参考写真 一昨年(2023年)8月26日のツバメの群れ

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      📷☟堤防道路からの観察風景

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                      都城市 立元淳子さん

 昨年の10月の写真です。夕方サシバの群れを探していたら、運よく上空を

通り過ぎてくれました。今が渡りの真っ最中ですのでタイミングが良かった

ようです。

サシバの群れが通り過ぎた後、しばらく上空を見ていたら更に上空を白い鳥の

編隊が飛んでいました。大型のサギが編隊を組んで通過していました。

数は写真でカウントすると46羽です。ダイサギかチュウダイサギに見えましたが

はっきりとは分かりませんでした。

 小鳥の群れもかわいいですが、大型の鳥がたくさんで飛ぶと雄大です。

今年ももうすぐサシバの渡りの時期が来ます。いよいよサシバ症候群が発症しそうです。

☝サシバのタカ柱  ☟これも雄大なサギの群れ
☝サシバのタカ柱  ☟これも雄大なサギの群れ
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更新日:9月1日

1.日 時 令和7年(2025年) 8月3日(日曜日) 天候:晴れ

2.参加者 25名

3. コメント

  相変わらず暑い日が続く中、25名が集まりました。真夏の探鳥会は鳥が少ないという

例にもれず、今回は鳥の姿を見ることが非常に少ない探鳥会となりました。

 藤棚で「音いくつ」を行いましたが、聞こえてくるのはクマゼミの合唱とハシブトガラ

 スの声ぐらいです。行く先もほとんど鳥の姿が見られず、仕方ないので植物観察会が始ま

 りました。ムサシアブミの実、ヤブミョウガの葉の手触り、チドメグサの効能など、普段

 は見過ごしている色々な植物について説明があり、良い勉強になりました。

 中間鳥合わせ時に今回観察された鳥の種類を確認すると、過去タイの8種類という少な

 さです。ここでは野鳥のワンポイントレッスンとして鳥の判別方法の説明と、8月23日に

 予定しているツバメのねぐら入り観察会の案内がありました。

 このまま最低の記録で終わってしまうかと危惧していたところ、後半のコースでヤマガ

 ラがようやく姿を現し、やっと探鳥会らしくなりました。

 藤棚に戻って最終的な鳥の種類を確認すると、新たに2種類が報告され、計10種類とな

 り、何とか最低の記録は免れたところでした。終わりに、参加回数が少ない方々から感想

 をもらうとともに、最後は金御岳のサシバの話で盛り上がって終了しました。

 4.今回出会えた野鳥 10種

   キジバト、シジュウカラ、スズメ、ツバメ、ドバト (カワラバト)、ハシブトガラ

 ス、ハシボソガラス、メジロ、ヤマガラ、チュウダイサギ

         

開会説明   
開会説明   
ムサシアブミの実
ムサシアブミの実
ヤブミョウガの葉を触る
ヤブミョウガの葉を触る
チドメグサで手当て
チドメグサで手当て
コキンバイザサの花
コキンバイザサの花
やっと出たヤマガラ
やっと出たヤマガラ

 
 
 

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