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日  時 2024年9月1日㈰ 午前7時~9時20分 晴

参 者 者  23名

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 台風通過後の探鳥会、晴れているので熱くなりそうです。一日参りで駐車場も

ほぼ満杯、参拝者の多さに驚きました。集合場所南の池は、溜まった泥をとり

除くために水が抜いてあります。広場には分厚い鉄板が、重機の移動用に何枚

も敷いてありました。

 スタート直後に、ヤマガラが見つかりました。酷暑日が続いており久しぶりに

野鳥の姿を見た参加者が楽しそうに観察していました。

 古民家園に通じる散策路で、リーダーの富永さんが小さな物を手にもって近く

にいた参加者に見せていました。直径5~6㎝、高さ5㎝程の円錐形のメジロの巣

でした。「小さいね!」、「こんなに小さいのにたくさんのヒナが育てられるんだね」

といった声が出て、皆さん初めて見るメジロの巣に興味津々でした。

 古民家園と博物館裏の間の、高い木に数羽のメジロが飛んできました。次に

メジロより大きな、黒っぽい小鳥が2羽とまったので皆で観察しました。

最初は旅鳥のエゾビタキだという意見が出ましたが、胸の縦斑がないのでコサメ

ビタキということで落ち着きました。

 中間の鳥合せのあと、ワンポイントレッスンで前田さんが、「台風の間は野鳥は

どこにいるのか?」を説明しました。一説によると、小鳥は、地上の草むらの中で

暴風雨をしのぐのだそうです。その後 猪崎さんが木の実の解説をしてくれました。

 今日も真夏日になりそうですが、コサメビタキも登場して秋がそこまで来ている

のを感じた探鳥会でした。

🐥本日出会えた野鳥 14種

  カワラヒワ、キジバト、コゲラ、コサメビタキ、シジュウカラ、ツバメ、トビ、ハク

  セキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、メジロ、ヤマガラ

  リュウキュウサンショウクイ、カワラバト(ドバト)

          📷水が抜かれたフジダナ前広場 南の池

          📷スタート直後にヤマガラを発見

          📷メジロの巣を見せる富永リーダー

          📷古民家園でコサメビタキを観察!



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                          📷文と写真 事務局 田辺英樹

 カラスやツバメは、夜は大きな群れ(集団)になって寝る傾向があります。大きな群れで寝る場所を集団ねぐらといい、ねぐらに入ることをねぐら入り(いり)と言います。

 ツバメの集団ねぐら入りは、宮崎市では高松橋下流の河川敷の(左岸のねぐら)が知られており、毎年8月中旬から9月中旬に見られます。多い時には3万羽ほどのツバメが観察できます。

 一方、カラスの集団ねぐらの一つで知られているのが、宮崎市本郷北方の宮崎南消防署の東にある大きな森です。ここは冬場は市内近郊から集まった2、000羽以上のカラスが集団ねぐらを作ります。夏場に、このねぐらを利用するカラスは冬場よりは少なく400~500羽位と思われます。

 カラスは夜明け前にはねぐらを飛び立ち、自分や群れで見つけたエサ場に向かいエサ取りをします。エサ取りが終わると近くの水辺で水浴びをしたり、森や林の中で休憩したり、仲間と遊んだりして、またエサ取りをします。このような行動でカラスは日中を過ごし、夕方になると各地から自分のねぐらに戻ってきます。戻ってきたカラスはすぐにねぐらに飛び込むのではなく、しばらくその周辺で薄暗くなるまで時間をつぶします。これはねぐらの安全を確認するためと言われています。あたりが薄暗くなってから一斉に自分のねぐらに飛び込んでいきます。本郷北方のカラスは、集団ねぐら入りの前のひと時を周辺の畑や、南消防署の建物のてっぺん、周囲のネットフェンスの上で過ごし、ねぐら入りの瞬間を待っています。

 県内には、いくつものツバメやカラスの集団ねぐらがあると思います。皆さんも夕方の 散歩がてらにこの集団ねぐらを探してみませんか?

          📷本郷北方のカラスの集団ねぐらがある森

          📷ねぐら入り前の待機1

          📷ねぐら入り前の待機 南消防署てっぺん

          📷ねぐらの森の上で旋回

          📷ねぐら付近に到着

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 南九州大学では、野鳥とのふれあいで宮崎の自然を学ぶというテーマで

第6回(令和6年度) 南九州大学 地域連携講座を下記段取りで実施します。

座学による研修会と、屋外観察会の2回シリーズで計画しておりますので

奮ってご参加ください。

1回目 都城キャンパスでの座学   ※会場及び駐車場は下段チラシをご参照ください。

  日時:9月28日㈯ 13:30~15:50

  場所:南九州大学 都城キャンパス

     2号館 2101・2102教室   

     講演会 2101教室

     1)13:40~ 南九州大学生物調査研究会

        サークル紹介・大学周辺の野鳥の紹介

     2)14:20~ 宮崎県の野鳥調査活動の報告 

           日本野鳥の会宮崎県支部副支部長 中村 豊                分科会 2102教室 (展示・体験コーナー)                      15:10  ・野鳥の目で見た見た世界

           ・猛禽類の識別方法について 日本野鳥の会宮崎県支部 岩切 久            ・野鳥の鳴き声についての説明      同     田辺英樹            ・宮崎で見られる野鳥の写真パネル展示                     

 2回目 屋外観察会

  日 時:10月5日㈯ 8:00~11:30  ※雨天の場合の代替え日はありません。

  場 所:都城市 金御岳展望台

  集 合:サシバの館 前 

  観 察:猛禽類 サシバ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ハチクマ

         ノスリ、クマタカ など その他 カラ類、エナガ など

  持参物:双眼鏡、水筒、筆記具、タオル、心配な場合は雨具


 問い合せ先 

   南九州大学企画制作課  ☏0985-833622 (平日9時~17時)                                                  案内チラシ                                

🚙駐車場及び会場見取り図


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