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文と写真 宮崎市 千代延好晃さん  白い顔がかわいらしいホオジロハクセキレイを見つけました。去る3月

28日宮崎市民の森西園に隣接する耕作地を探索中、水入れ中の田圃に

20羽を超えるセキレイの群れがいました。セキレイの仲間にはハクセキ

レイ、セグロセキレイ、キセキレイ、イワミセキレイなどがいます。

この20羽の群れの中に別種のセキレイが紛れ込んでいないかと、双眼鏡で

観察しましたがハクセキレイだけの群れでした。

 しかし、その群れとは一定の距離を保ちながら餌を探している妙に色白

の1羽のセキレイが目にとまりました。よく見るとその個体は、黒い過眼線

(かがんせん)がなく顔が真っ白のホオジロハクセキレイでした。

私は長年野鳥観察をしていますが、2年前(2021年)に初めてホオジロハク

セキレイのことを知りました。図鑑やネットによると、日本では数少ない

旅鳥又は冬鳥とされているようです。過眼線がなく、黒くつぶらな瞳が目立ち

胸元にある黒いエプロンもとても印象的です。頬のみならず顔全体が真っ白

なので、個人的には「カオジロハクセキレイ」のほうが正しいかもしれない

と思ってしまいます。見つけた時は盛んにさえずっていたので、他にも仲間

がいるのかなと探しましたがこの1羽だけでした。

 何気なく見ている鳥さんの集団の中によく見ると、種の異なる鳥さんが混ざ

っていることがあります。これをみつけるのも鳥見のおもしろさの一つです。

 それにしても、セキレイは何故に絶え間なく尻尾を振るのでしょうか。

      🐦ホオジロハクセキレイ

      🐦左:ハクセキレイ 右:ホオジロハクセキレイ

      🐦 以下 ホオジロハクセキレイ


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更新日:2023年4月8日

今年も野鳥の繁殖シーズンのピークを迎えています。この時期になると事務局には

こんな問い合わせがたくさん寄せられます。

・我が家の庭に、飛べないスズメが落ちている。どうすればいいの?

・道路で羽が生えたばかりのツバメの赤ちゃんが落ちている!何とかなりませんか?

 といった内容です。

そんな問合せの対応としては

・近くで親鳥が見守っていますので、そのままにしておいて下さい。

・近くの木の上にとまらせて下さい。

・犬や猫に見つからないように、植え込みの下などに移して下さい。

 とお答えしています。

 ただ、このやりとりでは相談された方には不満が残るケースがあります。

そこで、何かほかに対処する方法がないかを探してみました。すると日本野鳥の会

岐阜の会報(第646号)に良い方法が載っていました。要約すると以下の通りです。

落ちたひな鳥を見つけたら、カップ麺の容器にヒナを入れて安全な所に移動させたり

容器をヒモで吊ったりすると良いとの内容でした。カップ麺の容器は高さもありヒナ

が落ちるのを防ぐのにも良いアイデアだと思います。但し、カップ麺の容器やヒモは

どこでもすぐに準備出来るものではない!またヒナが親鳥の保温を必要とする場合には

うまくいかない!などの限界はあります。またカップは倒れないようにガムテープなど

で固定する!吊るす場合は雨のかからない所を選ぶ!などの配慮は必要となります。

🐣以上をふまえて、ヒナちゃんのヒナン(避難)カップを作ってみました。下段の写真を

ご参照下さい。※最近の容器は紙製が増えているので、中に柔らかい布などを入れると

ヒナの保温に役立つと思われます。 ヒナンカップ、機会があればお試しください。



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更新日:2023年4月6日

でも有数のサシバ観察ポイント都城市金御岳へのアクセス方法のご案内です。

カーナビで行かれる方は、「サシバの館」☎0986-39-6727で検索してください。

🐦サシバの館

・サシバの館へのアクセスは下記マップのサシバ林道をご利用下さい。

・駐車場はサシバの館の横のほか、周辺数か所にあります。

・サシバの館の1階は軽食堂になっています。うどん、カレーライスなどがあります。

・トイレ設備はあります。・飲物はご持参下さい。

       🐦サシバ林道の入り口



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