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更新日:1月6日

 

1.日 時 2025年 1月5日(日)   ☀晴れ

2.参加者 30人(会員21人・おためし会員5人・一般4人) 

3.コメント

  松の内の日曜日で、駐車場は早朝からたくさんの車です。池では今日も

たくさんのカルガモが泳いでいます。マガモとの交雑種のマカルガモ1羽も

元気です。集合場所の広場では、参加者の自転車にハシボソガラスがとまり

高い木の枝にはイカルがいたりで、賑やかな幕開けとなりました。

 東神苑の広場では、リュウキュウサンショウクイや高い木のてっぺんの

カワラヒワが楽しませてくれました。古民家園の入口にヤマシギがいました

がたくさんの人に驚いて奥に逃げ込みました。博物館前駐車場では大勢の

参加者が通り過ぎた後にルリビタキの雌が登場。たくさんの人に見て欲しか

ったです。新年早々の神宮探鳥会は、参加者同士の鳥談義がはずみとても

賑やかでした。

 本日はおためし会員の申込み2名、本会員申込みを2名から頂きました。

4.本日出会えた野鳥 22種

  アオジ、イカル、エナガ、カルガモ、カワラヒワ、キジバト、コゲラ

  シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツバメ、ハクセキレイ

  ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ミヤマガラス、メジロ

  ヤマガラ、ヤマシギ、リュウキュウサンショウクイ、ルリビタキ

  カワラバト(ドバト)

        📷本殿には参拝客がたくさんいました。

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        📷ハンドルの上で注目を浴びるハシボソガラス

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        📷朝日を受け赤く見えるイカル

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        📷冬の人気者ジョウビタキのメス

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         📷ここで穴掘りか? コゲラのメス

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📷文と写真 前田 幹雄さん

 我々の日常生活で、最も身近な野鳥と言えばスズメですね。最近、このスズメが近い将来、絶滅危惧種になる可能性があるというショッキングなニュースを目にしました。

「そんなはずはない!」「まだまだたくさんいるよ!」などと会員の皆さんはきっと首をかしげられると思います。

 このニュースは環境省と日本自然保護協会が10月1日に発表したもので、国内各地で

動植物の生息状況を定点観察した結果、里山に生息する鳥類の15%、チョウ類の33%で個体数が、年3.5%という異常なペースで減っているという内容でした。これからこのような減少ペースが長期間続けば、スズメなどの身近な鳥やチョウが環境省レッドリストの絶滅危惧種の判定基準を満たす可能性があると指摘していました。

 この調査は全国1,000カ所での生態系の調査(2003年度から2022年度)の結果をまとめたものです。特にスズメは年3.6%ペースで減っていました。環境省によると温暖化と管理されなくなった里山が増え、生息環境が悪くなったことが背景にあると指摘していました。

 我が家がある団地では粘土瓦の屋根が数多くあり、スズメは毎年子育てしています。

繁殖時期には、あちこちからヒナの鳴き声が聞かれます。それだけに今回の絶滅危惧種になる可能性があるというニュースは驚きでした。

 これを受けてテレビのキー局が東京のスズメを取り上げていました。都心部ではスズメをまったく見かけず、郊外では見ることができたという内容でした。この中で専門家は「都会では子育てする環境がなく、えさとなる昆虫も少ない」と語っていました。県内でも過疎化が進み、集落や里山が減ってきています。人のいるところで繁殖するスズメの動向は心配になります。身近なスズメが絶滅危惧種にならないことを願うばかりです。

         

       📷日本瓦の隙間で子育てするスズメ(撮影:前田幹雄)

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       📷郊外のスズメ (撮影:田辺英樹)

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更新日:2024年9月14日




文と動画 えびの市 上谷川 則男さん

 各地でツバメのねぐら入りが話題になる時期ですが、えびの市では毎年9月にコムクドリの大群が見られます。コムクドリは、主に9月10日~9月30日の間、早朝6時頃にえびの市内を流れる川内川、河川敷にある竹やぶを一斉に飛び立ち、夕方6時頃になるとこのねぐらに戻ってきます。

 この動画は2023年9月24日に撮影しました。この時期に、ねぐらとしている竹やぶから

一斉に飛び出したコムクドリの大群は数万~数十万羽であろうと思われます。圧巻です。

 今年もコムクドリの大群を見られるのを楽しみにしています。

📷コムクドリの大群の動画(15秒)


📷拡大写真

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