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更新日:2024年10月7日

1. 日 時 令和6年(2024年) 10月6日㈰ 曇り

2. 参加者 24名 (会員17名 ,おためし会員3名, 一般の方4名)

3. コメント

   今回から冬時間で午前7時30分開始となりました。

  集合場所付近の池の横の木にいるのはエゾビタキ。今年はたくさんの数が確認されてい

  ます。始まりの会をすませ探鳥スタートです。東神苑にはあまり鳥の姿はなく古民家園

  に歩を進めました。ヤマガラやメジロが飛び交っていましたが、クルックルッというキ

  ビタキの鳴き声が聞こえました。姿が見えないまま観察を続けるとジョウビタキのメス

  が1羽葉陰にいることが分かりました。今秋初確認です。いよいよ秋だねと盛り上がっ

  たところで、またクルックルッという鳴き声。眼をこらして探すとキビタキのオスがい

  ました。冬鳥のジョウビタキに続いて夏鳥のキビタキ発見。鳥が少なく盛り上がりに

  欠けていた探鳥会が一気に盛り上がりました。

   中間鳥合せの時も、近くの枝にキビタキのオスが現れ歓声があがりました。

  今回から新しい取り組みとして、中間鳥合せの後、探鳥会アシスタントや参加者向けの

  情報提供コーナーを設けました。今回のテーマは「渡り区分の説明」でした。次回からも

  参加者への情報提供の機会として継続することになりました。

   終了後、入会の問合せを1件頂きました。

4.  本日出会えた野鳥 24種

   アオゲラ、アオサギ、イカル、イワツバメ、エゾビタキ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト

   キセキレイ、キビタキ、コゲラ、シジュウカラ、スズメ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキ

   レイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、メジロ、ヤブサメ、ヤマガラ

   リュウキュウサンショウクイ、カワラバト(ドバト)。

        📷オオフジ棚前広場のエゾビタキ

        📷古民家園の季節はずれのサクラ

        📷初確認のジョウビタキを観察

        📷博物館前に再登場のキビタキ


日 程 2024年10月5日㈯ 午前8時から午後0時15分 

天 候 晴~薄曇り  参加者 41名

コメント 

 今日は、宮崎県支部主催のサシバ探鳥会と第6回南九州大学地域連携講座の

サシバ観察会の合同イベントです。

 昨日までは雨模様で、開催が無理かと心配しておりましたが、明けてみれば

青空も広がり、サシバ出現の期待がもてそうです。西の高千穂の嶺も、北の鰐塚山

も朝もやに包まれ、ひととの水墨画鑑賞もできました。

 8時前から展望台正面の低い空で、螺旋状に舞い上がったり、上空で気流に乗っ

て流れていくサシバがくっきりと見えました。開会時刻を過ぎても展望台の参加者

は、サシバに釘付けで動けませんでした。

 一区切りついてやっと始まりの会がスタート。まず、今回の観察会のリーダーの

中原 聡さんから、この秋のサシバの渡りの状況や、サシバの南下するルートの説明

があり、参加者が熱心に聞いていました。県支部、渡邉支部長からは南九州大学の

生物研究会の学生さんや、9月28日㈯の地域連携講座の座学の聴講者が参加している

との報告がありました。

 始まりの会終了後は、皆さっそく展望台に戻りサシバの観察を始めました。近くに、

遠くにサシバを見つけたり、正面の杉林にとまる2羽の姿に興奮したりで盛り上がっ

ています。

 階段で登る観察台でも熱心なサシバファンが、はるか遠方の粒のようなサシバを

見つけて喜んでいます。午前中は、サシバの出も良く参加者は大喜びの観察会と

なりました。

 11時15分からサシバの館の2階で、終わりの会です。サシバ以外の鳥も含めて

出現種数を確認しました。カウント実績は25種。尚午前中のサシバの確認実績は

997羽でした。

 鳥合せのあとは恒例の「ジャンケン大会」で、これも大盛り上がりでした。

 野鳥の会の入会希望者が4名おられ、資料を郵送することにしました。

🐦本日確認できた野鳥 25種

 アオゲラ、イカル、ウグイス、エゾビタキ、エナガ、カケス、カワウ、キジバト

 コゲラ、サシバ、サメビタキ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ソウシチョウ、ツバメ

 ツミ、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ミサゴ、メジロ、ヤブサメ

 ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ

        📷朝もやに煙る鰐塚山

        📷観察会始まりの会

        📷観察台のサシバカウンターズと参加者の皆さん

        📷近くを飛んでくれたサシバの成鳥

        📷勝ち残りを賭けたジャンケン大会

        📷宮崎県支部オリジナルのサシバTシャツを購入して

          くれたタイヤキ屋さんお兄さん(掲載許可取得済み)



 

  • 事務局
  • 2024年9月17日

更新日:2024年9月18日

文と写真 事務局 田辺英樹

 9月中旬を過ぎても、まだまだ蒸し暑い日が続いています。

この暑い日々のなか、台風や竜巻の被害に遭われた皆様方には、心より

お見舞いを申し上げます。

 いつになったら涼しくなるのかと恨めしく思う毎日ですが、宮崎市内では秋に

向けての野鳥の移動が始まっているようです。

 南方への移動を目前にひかえ山間部などで繁殖をしていた夏鳥は、海辺の近くや

市街地の公園などに降りてきて、エサ取りでエネルギー補給をします。

また九州以北や北方で夏を過ごした鳥の一部が、南方に移動する途中でエサ取りや

休憩をするために宮崎にも立ち寄ります。

 9月初旬から、宮崎市の市民の森には夏鳥のキビタキやサンコウチョウ、オオル

リの若鳥が来ていました。また、旅鳥のエゾビタキも観察されています。今年は例年

よりエゾビタキの数が多いようです。

 過酷な南方への旅立ちを前に、これらの鳥たちはエサ取りや、休息でエネルギー

の貯えに余念がありません。観察される場合は静かに遠くから見守って下さい。

       📷キビタキ♂(オス)

       📷オオルリ♂若鳥

        📷エゾビタキ

        📷地面の虫を捕らえるエゾビタキ






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