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  • 事務局
  • 2025年10月20日

                           文と写真 事務局 田辺英樹

2025年夏のアオバズクとブッポウソウの繁殖情報や、その他の野鳥の見聞きした 情報と

 観察メモをかいつまんでご報告します。

アオバズクに関する情報

 ・三股町の御年神社は、巣穴入りして4~5日でその巣穴を放棄してどこかに移動。今年

  の繁殖は成功しませんでした。毎年アオバズクが使う巣穴でムクドリが繁殖しており

  アオバズクがなかなか巣に入れなかったのが理由かも知れません。

 ・宮崎市内の赤江小学校は例年と同じ時期に渡来しましたが、繁殖のスタートが遅く

  ヒナの巣立ちが8月初めになりました。これまでの巣立ち日は7月15日頃でしたので

  2週間ほど遅れました。巣立ちビナ2羽のうち1羽が外敵の襲撃を受け落鳥しました。

 ・都城市の梅北小学校 営巣木の枝が伐採され繁殖しませんでした。

 ・高原小学校は順調に繁殖がすすみ7月12日に

2羽が巣立ちしました。

 ・西門川小中学校跡地では2020年ころから見えなくなったアオバズクが2024年に戻って

  きて繁殖もしているようです。

 ・新たな情報としては、宮崎市の市街地や南部の渓谷で鳴き声が確認されています。

ブッポウソウに関する情報

 ・繁殖ポイントとして知られていた、西米良村の米良稲荷橋では今年も繁殖は確認されま

  せんでした。近くで行われている土木工事が影響しているとの情報もありました。

 ・木城町の河川の橋では、繁殖が成功して2羽が巣立ったようです。

 ・日之影町では、2か所で鳴き声と視認の情報が寄せられました。

その他の鳥情報

 ・昨年までは、10月になると県内各地からエゾビタキやコサメビタキの情報が寄せられ

  ていましたが今年はあまり聞きません。見るには見たがすぐにいなくなったという話が

  多く聞かれました。

  また、南方に移動する前の夏鳥のキビタキやオオルリも目視情報も今年は少ないようで

  す。長く続いた真夏日などが影響しているのでしょうか?

           📷アオバズク ヒナ

           📷ブッポウソウ

           📷エゾビタキ

           📷コサメビタキ


 
 
 

1.日 時 令和7年(2025年) 9月7日(日曜日) 天候:晴れ

2.参加者 23名

3. コメント

  カラ類が木々を移動し、スズメは御神田付近に群れ、カワセミやリュウキュウサンショ

ウクイの声も聞こえるなど、涼しいクスノキの木陰からの移動は控えて、定点観測を選択

したくなるような朝でした。

東苑は草が伸びて歩きにくそうだったので、舗道で民家園へと向かいました。東苑北側

では頭上の枝にいたコゲラやシジュウカラを、顔を上げて観察しました。

博物館前では、坂本さんにお願いして鳥合わせを行い、田辺さんからは、先月実施した

「ツバメの塒入り観察会」のその後の報告もありました。

後半は、野鳥の姿も見ず、鳴き声も聞かずにゴールでしたが、今回はスダジイを拾った

り、ツチアケビを見たりの自然観察会となりました。

神宮の森では杉の大規模な間伐が行われており、日の射す森となっていました。

 4.今回出会えた野鳥 14種

   エナガ、カワセミ、カワラバト、キジバト、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ス

  ズメ、ツバメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサ

ンショウクイ

         

コゲラ? シジュウカラ?   
コゲラ? シジュウカラ?   
ヤマガラ出た!
ヤマガラ出た!
奇麗なナミアゲハ
奇麗なナミアゲハ
ツチアケビ
ツチアケビ
御神田のスズメ
御神田のスズメ

 
 
 

                     宮崎市 諸井京子さん

 私の趣味は料理やお菓子作りですが、もう一つの趣味は写真撮影です。料理は主に一人で

頑張りますが、写真撮影は主人と二人で楽しんでいます。被写体は、風景、郷土のおまつりお花、昆虫などさまざまです。勉強のためにインスタグラムにも投稿しています。

 2~3年前から野鳥の撮影にはまってしまい、二人であちこちの探鳥スポットに出かけては撮影をしています。一昨年は杉安のダムで滅多にお目にかかれないヤマセミに出会えて

感動しました。

 マイフィールドの一つの市民の森では、カワセミなどの留鳥や、季節の渡り鳥の観察や

撮影を楽しんでいます。

 野鳥の写真撮りを始めて良かったと感じることは、夏や冬にやってくる渡り鳥を観察したり初夏にヒナ鳥と出会うことで、季節の変化や自然の営みを感じられる点にあります。

夏には、南方から繁殖のために日本にやってくる夏鳥、冬は越冬のために北国から飛んで

くる冬鳥を見るだけでも、季節の変わり目を感じられてありがたいことだと思います。

 この初夏は、蓮ヶ池の史跡公園でカイツブリの繁殖を継続観察をしました。カイツブリは

小さな水鳥ですが、生まれたてのヒナ鳥を背中に乗せて泳ぐ姿が愛らしく、一度その姿を見たら病みつきになると言われています。またカイツブリのヒナは、全体がストライプ柄で

とてもユニークな見た目に思わず微笑んでしまいます。

 水面に枯れ枝や草で浮巣をつくり、卵を産んで温めて、やがてヒナが誕生すると親鳥は一生懸命魚を捕まえてエサを与えます。背中に乗れるのはうまれて4~5日くらいまででその後は、親鳥に必死で追いかけてエサをねだっています。

 最初は4~5羽いたヒナは、途中で数が減っていくことが多いそうです。カラスやヘビに

襲撃されていなくなるとのこと。継続観察をしていると、かわいいだけでは済まされない厳しい現実も見えてきます。

 これからも、主人と二人で野鳥観察や撮影を楽しみながら、鳥の知識も深めていこうと

思います。

       📷親の背中に乗るヒナ鳥

       📷小さなエサをもらうヒナ鳥↓

       📷大きな魚を飲み込むヒナ鳥↓

       📷親と変わらぬ大きさになったヒナ鳥


 
 
 

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