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更新日:4月12日

日 時 2025年4月6日㈰ 午前7時から9時

  1. 参加者 28名 

  2. コメント

 天気も良く、風もなく、温かく、もってこいの春の探鳥会日和でした。開会挨拶の最中にも近くの木でシジュウカラが囀り、その解説をしながらの開会でした。

 集合場所ではシロハラが無心に餌を採っていて、すぐ近くを通っても全く気にしない様子でした。東神苑の広場は綺麗に整地されていて、いつも観察されるハクセキレイの姿はありませんでしたが、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラなどの鳴き声を楽しみました。ゆっくりしていてやや濁っている鳴き声のヤマガラはあちこちで観られ、シジュウカラのせわしい鳴き方と比べて観察することができました。博物館の南側の細い通路では、地面に降りて餌を探しているルリビタキ雌の姿を全員が時間をかけて観察することができました。

 観察された野鳥の種数は例年の4月より若干少なかったのですが、それぞれの野鳥を、時間をかけてじっくり観察することができました。


🐦本日出会えた野鳥 17種

 アオジ4、アカハラ1、ウグイス1、カワラヒワ12、キジバト9、コゲラ5、シジュウカラ4、シロハラ11、スズメ8、ツバメ5、ハシブトガラス12、ハシボソガラス5、ヒヨドリ11、メジロ6、ヤマガラ10、ルリビタキ1、カワラバト(ドバト)10



               スタート前の説明会


    

サクラも神宮
サクラも神宮

        

オキナグサを観察
オキナグサを観察

ルリビタキを観察
ルリビタキを観察



        

文と写真 延岡市 佐藤理洋さん

サシバの春の渡りが始まりました。写真は、3月24日に延岡市愛宕山山頂の駐車場で写したものです。ここ数日は、経由地の沖縄や奄美の天候がすぐれず、さっぱりでしが、今日4月2日には天候も回復したようですから、明日からの観察に期待しています。

         春のサシバの渡り   撮影:佐藤理洋さん


  • 事務局
  • 3月31日

今年の冬はいろいろな種類のムクドリが一ツ瀬川河口付近にやってきたようです。

トップページはギンムドリの♂♀を掲載しましたが、そのほかの種類のムクドリを

紹介します。               解説文は「みやざきの野鳥図鑑」より部分引用

1⃣カラムクドリ

 稀な冬鳥で全長は20cm ムクドリよりも4cmほど小さい。成鳥オスは頭部、背、腰、下面は灰褐色。翼は黒く雨覆いは白く、翼を閉じると大きな白斑に見える。成鳥メスではこの白斑が小さい。尾は黒く羽先外側に汚白色斑がある。県内には稀な冬鳥として単独か少数で渡来し地上よりも樹上で生活する。1991年頃から数年ごとに新富町、三股町などで記録がある。

         カラムクドリ 📷撮影 宮崎市 杉尾稔彦さん

2⃣ホシムクドリ

 これも稀な冬鳥で全長は21cm。雌雄同色。冬羽は全体が弱い光沢のある黒色で、白や黄白色の小斑が散らばっている。翼の各羽外縁はバフ色である。足は赤黒く、嘴は黒色である。

夏羽は全体に緑や紫の金属光沢のある黒色で、嘴は黄色くなる。県内には1988年から毎年

都城市、佐土原町、えびの市、新富町、高鍋町などの何処かで記録がある。

         ホシムクドリ 📷撮影 事務局 田辺英樹

3⃣コムクドリ ※今冬は視認の情報は確認していませんが参考に紹介します。

 旅鳥で全長は19cm。雄は頭部から喉にかけて淡いクリーム色で頬から耳にかけて赤茶色。

体上面は黒く、紫色の金属光沢がある。上尾筒は淡黄色で尾羽は黒い。体下面は淡いクリーム色で脇は青黒色。雌は頭部から胸が灰褐色で、頬に茶色の斑はない。県内では春と秋の

渡りの時期に数十羽の群れを見ることがある。

         コムクドリ 📷撮影 事務局 田辺英樹


 

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