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記事と写真 宮崎市 前田幹雄さん

 リニューアルオープンした都城市の関之尾公園は施設が一段と充実したとの事。県内外のキャンパーや行楽客に好評のようです。滝上流の甌穴周辺はカワガラスやカモ、カラ類の混群なども見られバードウォッチングが楽しめます。

 関之尾公園は昨年4月にオープン。その後どうなってるかが気になって2025年2月13日

午後、見学に行きました。滝の上流にあたる甌穴を見ながら、川沿いにゆっくり歩いていると川の中央付近で、カワガラスが盛んに潜ってエサをとっていました。

 カワガラスは体に似合わない丈夫な足と鋭い爪を持っており、流れの速いところでも下流に流されずに同じ場所に浮き上がっていました。カワガラスは撮影するおじさんを気にすることなくエサ採りに夢中でした。

 カワガラスは加江田渓谷や猪八重渓谷など、川の上流に行かないとお目にかかれませんが

関之尾ではいつ行ってもみられます。呼び名どおり全身が濃い茶色で、光の具合で赤褐色に見えたりもします。今回は光の具合も良かったのか、バッチリ撮れました。

 近くにはコガモ、上流ではカルガモやオシドリもいました。ここには何回も来ていますが、オシドリは初めてでした。右岸側の河川敷には緑陰をつくる大きな樹木もあり、シジュウカラやヤマガラ、エナガ、コゲラ、メジロの混群がとてもにぎやかでした。ここはキャンプ以外でも野鳥を楽しめる気持ちの良い空間です。

         📷エサ採りに夢中のカワガラス

         📷しっかりと体をホールドできる丈夫な足

         📷岸辺の岩で休むオシドリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真上左は流れの速い場所でエサ獲るカワガラス。同上右は丈夫な足と爪。下は岸辺の岩で休んでいたオシドリ

日 時 2025年3月2日㈰ 午前7時30分から10時

  1. 参加者 36名 

  2. コメント

 寒さが厳しいこの冬ですが、今日はおだやかで暖かい朝を迎えました。

池のまわりを2羽のカルガモが歩きながらエサ取りをしています。集合場所の

大藤棚広場はたくさんの参加者でにぎわってきました。しばらく広場で観察を

したあと出発しました。

 春が近づき、野鳥も活性が上がってきたように感じます。ヤマガラやシジュ

ウカラも動き回ってエサ探しをしています。古民家園ではメジロやヒヨドリが

梅の花の蜜を吸っています。梅が咲くころの古民家園は、日本の春の原風景を

思い出させてくれます。

 博物館前では鳥合せを行いましたが、終了後、双眼鏡の購入を検討されてい

る数人の参加者から熱心な問合せがありました。昨年から、双眼鏡に関する相

談や質問がずいぶん増えてきました。野鳥観察を始めたいという人が多くなっ

たことを感じています。

 終わりの会で、渡辺純子支部長が退任のあいさつをしました。明るくて活発

な女性の支部長で、宮崎県支部を盛り上げてくれました。


🐦本日出会えた野鳥 23種

 アオジ、アオバト、ウグイス、エナガ、カルガモ、カワウ、カワラヒワ、キジバト

 キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ツバメ

 ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、マガモ、メジロ

 ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ、カワラバト

📷まだカルガモが37羽残っていました。

         📷スタート前の説明会

        📷エサ探し?に夢中のヤマガラ

        📷あれは何だ?! 

        📷早春と言えば梅にメジロ


 2月22日(土)「大坪池自然観察会」に参加しました。2回目の参加です。

天候は、晴れ時々曇り。風が冷たく寒い日の午前中でした。

添付写真は今回も「サンカノゴイ」です。前回の観察会1月26日(土)から、約一か月後の観察会。

「サンカノゴイ」は珍しく見つけにくい鳥です。今回もメンバーの方々にエスコートして頂き、再びこの珍しい鳥に出会うことが出来ました。しかも今回は2羽見ることが出来ました。メンバーの皆様、ありがとうございます。

 初心者の私は、今後も宮崎県支部主催の探鳥会や大坪池観察会で野鳥について学びながら、バードウォッチングを楽しんでいきたいと思います。

       📷珍しいサンカノゴイ 2羽同時に見ることが出来ました。

日本野鳥の会 宮崎県支部 All Rights Reserved

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