- 事務局
- 2025年12月31日
更新日:1月2日
今年も残り少なりました。今年の世相を1字で表す漢字は「熊」に決まりました。東北や北海道でツキノワグマやヒグマに襲われた人的被害が230人、うち死者は13人にのぼりました。政治では歴代初の女性首相に高市早苗氏が就任。少数与党をどのようにかじ取りするか注目となりました。県内では1月、日向灘を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生。津波注意報がだされましたが、大きな被害は出ませんでした。スポーツでは都城高校卒の
山本由伸投手(ドジャース)がワールドシリーズで3勝し、2連覇に導く投球は県民ばかりでなく全国民の注目を集めました。日本野鳥の会宮崎県支部の1年を振り返ってみました。
①御池探鳥会5年ぶり再開(1月)
新燃岳噴火活動や鳥インフルエンザの感染拡大を受けて中止となっていた御池探鳥会を
1月26日、5年ぶりに再開しました。県内外から50人が参加、キャンプ場周辺にいる野鳥
や池にいるカモ類を観察。来場者からは「とても楽しかった」との感想多数。
②県支部の支部長に中村豊さんが就任(5月)
宮崎県支部の総会が5月に開かれ、渡邉純子支部長に変わって新しく中村豊さんが就任し
ました。副支部長兼事務局長に岩切久さんが就任しました。
③支部探鳥会参加者が919人(12月)
新型コロナ感染の流行が2020年1波から2023年2月までの8波まで続き、探鳥会参加者数
は300人から500人と低迷していました。2024年は891人と回復。今年は前年に比べて
27人増の918人となりました。
④九州ブロック大会が佐賀市で5年ぶり開催(5月)
佐賀市で5月10、11日の両日、5年ぶりに開催されました。初日は佐賀大和温泉ホテル
アマンディで開会式があり、佐賀県支部からコウノトリやコアジサシの繁殖をカラスの
襲撃から守る活動が報告されました。翌日は、東よか干潟でシギ、チドリの大群を観察、
スケールの大きさにびっくりしました。次回の九州ブロック大会は大分での開催が予定さ
れています。
⑤金御岳のサシバ史上最高の33,322羽記録(10月)
台風もなく長雨もなかったことや、カウントするメンバーの陣容が一段と充実、観察力が
レベルアップしたこともあり、前年を300羽上回る33,322羽と史上最高となりました。
⑥大淀川でツバメの塒(ねぐら)入り観察会開催(8月)
ツバメの塒入り観察会は、初ての企画で関心も高く37名が参加。期待した塒入りは見ら
れませんでしたが、渡り途中のコムクドリの群れや、ハヤブサがムクドリを狙う光景が
見られ、参加者は大喜びでした。後日、塒は今回の観察会場より少し下流のヨシが茂った
場所に移っていたことがわかりました。
⑦コムクドリの大群が今年もえびのに(9月)
今年も万単位のコムクドリがえびの市に渡来。地元の会員上谷川則男さんが上空をうねる
ように飛ぶ光景を動画で撮影。県支部のホームページにアップ、スケールの大きさにびっ
くりでした。
⑧ソリハシセイタカシギが平和台公園に渡来(12月)
宮崎市の平和台公園の新池に3羽が渡来。一度に3羽は珍しく、独特の嘴と白と黒のコン
トラストが美しい姿に観察者は大喜び。独特のそり上がった嘴を水に入れてしきりに餌を
採っていました。また同じ12月の26日に串間市南方で1羽が飛来したと宮日新聞に紹介
されました。
⑨県立図書館でアオバズクの現況を発表(3月)
宮崎の自然の合同発表会が3月8日、宮崎市の県立図書館視聴覚室で開催され、野鳥の会
からは田辺英樹会員が「宮崎県内のアオバズクの渡来数や繁殖状況」について発表。営巣
場所が少なくなったり、カラスに襲われたりで繁殖状況が厳しいことを報告しました。
⑩12月でもウグイスが囀る(12月)
温暖化の影響かは分かりませんが、今年は野鳥や昆虫などの活動に例年とは異なる現象が
見られました。12月23日には2か所でウグイスがホーホケキョとさえずり、11月末に
ツクツクボウシが鳴いていました。また、晩秋から年末にかけて毎年見られる山野の冬鳥
の姿が少ないように感じました。
📷2025年1月26日 御池探鳥会 開会式

📷九州ブロック大会2日目 東よか干潟でシギ・チドリ観察

📷8月 新企画 ツバメの塒入り観察会

📷えびの市のコムクドリの大群(上谷川則男さん提供)

📷平和台公園新池に飛来した3羽のソリハシセイタカシギ







