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野鳥観察もマダニに注意!

  • 執筆者の写真: 事務局
    事務局
  • 4月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月4日

 マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の宮崎県内での感染報告数は4~6月に多くなる。国の統計が開始された2013年以降、宮崎県で感染が確認された117例のうち、半数以上の62例が4~6月に集中している。2013年のSFTSの累積報告数は5月が最も多く30例、4月が17例、6月が15例。2024年に派生した8例のうち7例がこの時期に発生しているとの事。農作業やアウトドアレジャーなどの屋外活動などが増えるのが要因。

宮崎県での統計開始以来の累計117件は全国最多。感染すると6~14日間の潜伏期間を経て発熱や消化器症状などが出て、重症化すると死に至ることがある。

 森や草むらに入るときは肌の露出は出来るだけ避ける。足元はできれば長靴、アウトドアシューズなどの場合は長い靴下をはきズボンの裾は絞ることがおすすめである。

虫よけスプレーも出来るだけ使うことがすすめられる。虫よけスプレーは「ディート」「イカリジン」の成分が入ったものが効果的。

もし、ダニにかまれたときは無理にはずしたり、引き抜こうとせずに皮膚科での処置が必要。かまれてから数週間は体調の変化に注意し、発熱などがあれば皮膚科で受診することが必要とのこと。

◎バードウォッチャーも森や林、草ヤブを通ることが多いので充分に対策が必要です。

(宮崎日日新聞 2024年4月23日掲載記事から部分引用 事務局加筆)


<参考>


重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するお知らせ(宮崎県のHPより)

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