top of page
  • 事務局

市民の森観察記 ♯53

                         文と写真 宮崎市 千代延好晃さん

桜の花蜜をアクロバットポーズで食べるヒヨドリさん!

 天候不順や体調不良で野鳥観察があまり出来ていないのですが、この2月に宮崎市民の森東園南入口の噴水広場付近を散策しました。この時期になると早咲きの桜が可愛い花をつけます。

 それにしても今シーズンは何故か野鳥が少ないようです。モズはあまり鳴かず、ウグイスのさえずりの練習も聞かれません。鳥仲間や、知り合いも口々に同じことを言っています。

何故かな?と考えながら歩いていると、きれいな桜の花のまわりで動いている鳥を見つけました。双眼鏡で見るとヒヨドリさんです。ヒヨドリは、木の実を食べるほか糖分が大好きらしく例年、口もとを椿や桜の花粉で真っ黄色にしている姿を見かけます。また、ヒヨドリは警戒心が強く人が近づくと直ぐに逃げてしまいます。双眼鏡を覗きながらシャッターチャンスを待ち続けていると、逆上がりの状態で枝にぶら下がり蜜を食べ始めました。すかさずカシャッ!! シャッターを切りました。アクロバットポーズでしたので普段は見えない尾羽の内側まで見ることができました。とっても美しい羽模様でした。桜の花が映え「この時期らしい光景が観られてよかった。ホームページの読者にもこの景色を見せてあげたい!」思い、記事と写真2枚を投稿しました。

         📷ヒヨドリは甘党です。

         📷よく見ると尾羽の内側は見事なストライプ柄


閲覧数:46回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page