桜の花もおおかたが散って、若葉の季節となりましたが、野鳥たちにとって一番大切な子育ての時期(4月から7月)となりました。この時期になると、巣立ったばかりのかわいいヒナが地面に落ちたり、飛べずに地面に降りている場面に出会う事もあります。
こんなヒナ鳥に出会うと、思わず手を差しのべたくなりますが、親鳥が近くにいるのでその場を離れてそっと見守ってください。県支部では、野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーンを行っています。ぜひ、この運動に協力をお願いします。
ヒナに与える虫たちも多くなる新緑の時期に合わせて野鳥たちは子育てします。巣立ったばかりのヒナたちは、しばらくの間、親鳥と行動しながら飛び方やエサのとり方を覚えていきますが、練習中に上手に飛べずに地面に降りてしまうことがあります。「猫に襲われるかも」「カラスに食べられるかも」「車にひかれるかも」と心配の余り、つい手を差しのべたくなるのが人情ですが、大概の場合は親鳥が近くにいますので手を出さず
その場を離れてください。
誤って保護すると、親鳥と引き離す事になってしまします。せっかくヒナ鳥を保護しても、親鳥にとってはヒナを『誘拐』されたことになり、野鳥にとっては親子が引き離される不幸な出来事になってしまいます。ホームページをご覧になっている皆さんはくれぐれも『誘拐犯』にならないようにお願いします。
県支部には、この時期になると問い合わせが多数寄せられます。一部を紹介しますので下記を参考にしてください。
Q ヒナを見つけた時はどうしたらよいのでしょうか? A 巣立ち直後のヒナはあまり飛べませんし、親鳥のように機敏に動けません。
人がヒナの近くにいると親鳥は警戒して近づけないので、その場を去る方がよい
でしょう。 Q ネコやカラスに食べられないでしょうか? A 心配でしたら、ヒナを近くの茂みの中に移しましょう。親鳥は姿が見えなくて
も、ヒナの声で気づいて安全な所に連れていきます。 Q ヒナを見つけ放っておけないと判断した場合は? A 県環境自然課などの鳥獣保護担当部署に連絡ください。
県内各地の連絡先は次の通り
県自然環境課 ☎0985-26-7291
中部農林振興局 ☎0985-26-7278
南那珂農林振興局 ☎0987-23-4311
北諸県農林振興局 ☎0986-23-4508
西諸県農林振興局 ☎0984-23-3164
児湯農林振興局 ☎0983-22-1362
東臼杵農林振興局 ☎0982-32-6134

写真は巣立ったばかりのシジュウカラのヒナ。巣箱から約3㍍飛んでやっと木の枝に。
アジサシと一緒 ダントツで賞!