文と写真 宮崎市 千代延好晃さん
毒のあるシキミの実を食べるヤマガラの様子を相変わらず観察しています。
9月13日㈬も宮崎市民の森で、シキミの実を求めてヤマガラがきていました。市民の森に
観察に来たときは毎回シキミの木のところで様子を見るのですが、その実は少し色づいてきました。(画像1)
7月頃と比べると、シキミの実が随分減って来たな!と思いながら茂みの中を注視していると葉先が動いています。ひよっとしてと思ってよく見ると、案の定ヤマガラが枝葉の中で気に入ったシキミの実を選んでいます。(画像2・3) おじゃま虫の私に気付いて、一旦は離れるのですがしばらくすると戻ってきてまた実を選んでいます。
私は、あらためてヤマガラはシキミの実が好物なのだなと再認識しています。実の数が少なくなってきているのは、私が知らない間に彼らが食べに来ていたせいでした。まだ青い実ですが、彼らは熟して弾けるまで待てないようです。これからもヤマガラとシキミ(樒)の関りについて観察を続けたいと思っています。
📷少し色づいたシキミ(樒)の実
📷まだ熟していないシキミの実をついばむヤマガラ1
📷同上2
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