雨上がりですが11月にしては暖かい朝です。初めての人などビギナー向けの探鳥会を
11月11日午前9時から宮崎市の平和台公園で行いました。
開会式の前に、身近に見られる野鳥や冬鳥の写真を展示して解説をしたり、双眼鏡の使い方教室を行いました。説明の途中でジョウビタキのオスが近くに現れ、早速望遠鏡などで観察しました。ハクセキレイが芝生の上でバッタを食べる光景も観察できました。
開会式では渡邉純子支部長が「ゆったりとした気持ちで身近な野鳥を楽しみましょう」とあいさつ。スタッフの猪崎悦子さんが野鳥観察には五感を研ぎすますことが大切とアドバイス。参加者もどんな鳥に出会えるか期待がふくらんでいました。
観察のスタートです。はにわ園ではメジロの囀りが聞こえ、ハシボソガラスは熱心にエサ探しをしています。散策路を下って越ヶ迫池広場に到着。ここからが観察の本番です。カルガモが100羽以上もいて、その中にオシドリのメスがいました。「こんな所にオシドリがいるの?」と参加者は驚いていました。上空を見上げると猛禽のハイタカが旋回しており皆さん大喜びです。
越ケ迫池と新池をわける散策路に入った時、参加者から「木の枝にカワセミみたいな鳥がいます!」との声があがり、望遠鏡で探したところ枝に隠れるようにカワセミがとまっていました。カワセミを見るのは初めてという人が多く「背中のブルーがとてもきれい!」「お腹が橙色で嘴はとても長いですね!」など感激の声があがりました。
ゆっくりと観察した後ゴールの越ケ迫池広場に戻りました。観察で出会えた野鳥が何種
だったかをカウントする鳥合わせを行いました。
鳥合わせのあと初参加された方々からコメントをいただきました。「分かりやすい説明で楽しかった!:橋口さん」「カワセミは宮崎にはいないと思っていたので、今日見る事が出来てびっくりしました!:中島さん」「身近な公園にカモがたくさんいるのに驚きでした。優しい解説で勉強になりました!:大森さん」などと好評でした。
終了間際に上空にミサゴがでて、この日観察した野鳥は29種となりました。参加者は初めての人を含む15名、会員14名の29名でとてもにぎやかな探鳥会でした。
🐦今回出会えた野鳥 29種
アオサギ、ウグイス、エナガ、オシドリ、カイツブリ、カワセミ、カワラヒワ、カルガモ、カワウ1キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、シロハラ、ジョウビタキ、ダイサギ、ツバメドバト、トビ、ハイタカ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ミサゴ1モズ、メジロ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイ
📷観察前に五感の強化しましょう!
📷あれは何だ?ハイタカだ!
📷平和台公園では珍しいオシドリ(メス)
📷ハイタカ(参考写真)
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