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クロツラヘラサギの相互羽繕い

  • 執筆者の写真: 事務局
    事務局
  • 43 分前
  • 読了時間: 2分

                  文と写真 宮崎市 前田幹雄

 宮崎市佐土原町にある二ツ立調整池は、今冬もカモなど冬鳥たちが越冬のために

渡来しています。一ツ瀬川河口付近には11月末時点で、越冬のためクロツラヘラサギ

20羽+αが渡来しているようです。11月25日に観察に行ってみました。浜上橋の北側

の浅瀬で8羽のクロツラヘラサギが休んだり、エサ取りをしていました。このうちの

2羽が羽繕いをはじめました。この2羽はお互いの頭や首付近を羽繕いしています。

一羽が首のあたりを、もう一羽は相手の頭部を軽く噛んでしていました。今度はお互い

に喉もとを丁寧に羽繕いを繰り返していました。

 クロツラヘラサギは嘴が非常に平たくて長く、幅も広くなっています。このため自分

の頭部や首の上などはきれい羽繕いができません。このため2羽が相互に羽繕いすること

があり、これを相互羽繕いと呼んでいます。この行動は手入ればかりでなくお互いの絆を

深め仲間意識を高めたりします。また求愛の時はオスがメスの頭や首などを嘴で羽繕い

するとメスもオスの頭をこすり付けると言われています。

 今回の相互羽繕いは、羽の手入れと仲間との絆を深めているのかもしれません。

それにしても平たい嘴で揉み揉みされと気持ちよいでしょうね。来年3月ごろになると

求愛の羽繕いが見られるはずです。

  (写真は頭や首あたりをお互いに甘噛みして絆を深めるクロツラヘラサギ)

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