top of page

この夏・秋の鳥事情

  • 執筆者の写真: 事務局
    事務局
  • 19 時間前
  • 読了時間: 2分

                           文と写真 事務局 田辺英樹

2025年夏のアオバズクとブッポウソウの繁殖情報や、その他の野鳥の見聞きした 情報と

 観察メモをかいつまんでご報告します。

アオバズクに関する情報

 ・三股町の御年神社は、巣穴入りして4~5日でその巣穴を放棄してどこかに移動。今年

  の繁殖は成功しませんでした。毎年アオバズクが使う巣穴でムクドリが繁殖しており

  アオバズクがなかなか巣に入れなかったのが理由かも知れません。

 ・宮崎市内の赤江小学校は例年と同じ時期に渡来しましたが、繁殖のスタートが遅く

  ヒナの巣立ちが8月初めになりました。これまでの巣立ち日は7月15日頃でしたので

  2週間ほど遅れました。巣立ちビナ2羽のうち1羽が外敵の襲撃を受け落鳥しました。

 ・都城市の梅北小学校 営巣木の枝が伐採され繁殖しませんでした。

 ・高原小学校は順調に繁殖がすすみ7月12日に

2羽が巣立ちしました。

 ・西門川小中学校跡地では2020年ころから見えなくなったアオバズクが2024年に戻って

  きて繁殖もしているようです。

 ・新たな情報としては、宮崎市の市街地や南部の渓谷で鳴き声が確認されています。

ブッポウソウに関する情報

 ・繁殖ポイントとして知られていた、西米良村の米良稲荷橋では今年も繁殖は確認されま

  せんでした。近くで行われている土木工事が影響しているとの情報もありました。

 ・木城町の河川の橋では、繁殖が成功して2羽が巣立ったようです。

 ・日之影町では、2か所で鳴き声と視認の情報が寄せられました。

その他の鳥情報

 ・昨年までは、10月になると県内各地からエゾビタキやコサメビタキの情報が寄せられ

  ていましたが今年はあまり聞きません。見るには見たがすぐにいなくなったという話が

  多く聞かれました。

  また、南方に移動する前の夏鳥のキビタキやオオルリも目視情報も今年は少ないようで

  す。長く続いた真夏日などが影響しているのでしょうか?

           📷アオバズク ヒナ

ree

           📷ブッポウソウ

ree

           📷エゾビタキ

ree

           📷コサメビタキ

ree

コメント


日本野鳥の会 宮崎県支部 All Rights Reserved

bottom of page