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私の鳥見ングレポート
読者の方、野鳥の会会員がバードウォッチングをされた時のコメントや
鳥の写真を紹介するコーナーです。お気軽に事務局あて情報をお寄せください。
宛先は宮崎県支部事務局 田辺英樹 eメールbs.miyazaki@gmail.com


クロツラヘラサギの相互羽繕い
文と写真 宮崎市 前田幹雄 宮崎市佐土原町にある二ツ立調整池は、今冬もカモなど冬鳥たちが越冬のために 渡来しています。一ツ瀬川河口付近には11月末時点で、越冬のためクロツラヘラサギ 20羽+αが渡来しているようです。11月25日に観察に行ってみました。浜上橋の北側 の浅瀬で8羽のクロツラヘラサギが休んだり、エサ取りをしていました。このうちの 2羽が羽繕いをはじめました。この2羽はお互いの頭や首付近を羽繕いしています。 一羽が首のあたりを、もう一羽は相手の頭部を軽く噛んでしていました。今度はお互い に喉もとを丁寧に羽繕いを繰り返していました。 クロツラヘラサギは嘴が非常に平たくて長く、幅も広くなっています。このため自分 の頭部や首の上などはきれい羽繕いができません。このため2羽が相互に羽繕いすること があり、これを相互羽繕いと呼んでいます。この行動は手入ればかりでなくお互いの絆を 深め仲間意識を高めたりします。また求愛の時はオスがメスの頭や首などを嘴で羽繕い するとメスもオスの頭をこすり付けると言われています。 今回の相互羽繕いは、羽の手入れ
事務局
2 日前


身近なジョウビタキを楽しみませんか?
文と📷写真 宮崎市 前田幹雄 我が家の近くで「ヒッ ヒッ」という鳴き声が聞こえてきました。声の主は冬鳥のジョウビタキ(全長14㌢)です。県内には、10月26、27日ごろ一斉に渡来したようです。 私の散歩コースでも鳴き声がよく聞かれるようになりました。11月1日、宮崎市の南部墓地公園のサクラの木でジョウビタキのメス (ジョビ子さん) が盛んに鳴いていました。添付の写真はその時に出会った一枚です。「どうして後姿を撮るの? 前からちゃんと撮ってよ!」と怒られそうな一枚です。このカットはジョビ子さんの尾羽や独特の橙色がバッチリ。それに特徴の一つである白斑もよくわかります。目もまん丸でとてもかわいいです。個人的には気にいった一枚となりました。 ジョウビタキは繁殖期は夫婦仲良く子育てしますが、冬場はえさ場をめぐって夫婦でも 縄張り争いをします。お互いに「ここから出ていけ」と追いかけまわしますが、ぶつかりあうほどの争いではありません。お互い傷ついたら、厳しい冬を乗り切れませんからね。 私は今年もジョウビタキの出会いを精一杯楽しみたいと思っています。個
事務局
11月18日


サシバの急降下を撮影!
写真と文 都城市 立元淳子さん 私が都城市の金御岳でサシバの渡りの写真撮影を始めて今年で5年目になります。 通過するサシバや、螺旋上昇をするタカ柱をたくさん撮影しましたが、急降下するサシバを撮影したことはありませんでした。 2025年10月11日㈯朝の金御岳は、台風が接近中で曇り、強い風が吹いていました。 とてもサシバが渡りをするようなコンディションではありません。こんな日にサシバ観察に来る私のサシバ症候群も、だんだん重症になってきたな!と苦笑い。 霧が晴れない山や谷を見渡すと、杉のてっぺんや茂みの中にとまるサシバの姿が見え隠れ しています。 午前9時頃、上空の霧の中からサシバの成鳥が突然現れました。こんな天候で渡りをするつもりだったのでしょうか? このサシバをしばらく目で追いかけていたら、突然正面の 杉林の茂みを目指して急降下を始めました。やはりこの日の渡りを諦めたのかもしれません。あれよあれよという間に杉林の中に吸い込まれていきました。 天候の悪い日に観察に来たのですが、予期せぬ行動を目にすることができました。そして...
事務局
10月31日


この夏・秋の鳥事情
文と写真 事務局 田辺英樹 2025年夏のアオバズクとブッポウソウの繁殖情報や、その他の野鳥の見聞きした 情報と 観察メモをかいつまんでご報告します。 アオバズクに関する情報 ・三股町の御年神社は、巣穴入りして4~5日でその巣穴を放棄してどこかに移動。今年 の繁殖は成功しませんでした。毎年アオバズクが使う巣穴でムクドリが繁殖しており アオバズクがなかなか巣に入れなかったのが理由かも知れません。 ・宮崎市内の赤江小学校は例年と同じ時期に渡来しましたが、繁殖のスタートが遅く ヒナの巣立ちが8月初めになりました。これまでの巣立ち日は7月15日頃でしたので 2週間ほど遅れました。巣立ちビナ2羽のうち1羽が外敵の襲撃を受け落鳥しました。 ・都城市の梅北小学校 営巣木の枝が伐採され繁殖しませんでした。 ・高原小学校は順調に繁殖がすすみ7月12日に 2羽が巣立ちしました。 ・西門川小中学校跡地では2020年ころから見えなくなったアオバズクが2024年に戻って きて繁殖もしているようです。 ・新たな情報としては、宮崎市の市
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10月20日


サシバの上を行くサギの群れ
都城市 立元淳子さん 昨年の10月の写真です。夕方サシバの群れを探していたら、運よく上空を 通り過ぎてくれました。今が渡りの真っ最中ですのでタイミングが良かった ようです。 サシバの群れが通り過ぎた後、しばらく上空を見ていたら更に上空を白い鳥の...
事務局
8月22日


夫婦で野鳥写真を撮っています!
宮崎市 諸井京子さん 私の趣味は料理やお菓子作りですが、もう一つの趣味は写真撮影です。料理は主に一人で 頑張りますが、写真撮影は主人と二人で楽しんでいます。被写体は、風景、郷土のおまつりお花、昆虫などさまざまです。勉強のためにインスタグラムにも投稿しています。...
事務局
7月31日


🦉アオバズク観察報告
文と写真 事務局 田辺英樹 2025年度宮崎県支部では、アオバズクとブッポウソウの生息状況調査を 行っています。期間は5月から9月末まで。アオバズクもしくはブッポウソウを 見た、声を聞いたという人は、下記まで情報をお寄せ下さい。今年の情報が...
事務局
6月30日


宮崎市蓮ヶ池のカイツブリ繁殖情報
文と写真 宮崎市 田辺英樹 毎年カイツブリの繁殖が見られる宮崎市蓮ヶ池史跡公園での観察の報告です。 蓮ヶ池史跡公園の諏訪池では、毎年6月頃と9月頃にカイツブリの繁殖が確認されて います。今年も、5月3日に浮巣で抱卵している姿を確認したのですが、その後浮巣...
事務局
6月16日


五ヶ瀬でバードウォッチング
写真と文 宮崎市 原田真紀さん 今月(4月)はじめ 、ホシガラスを探すために県北の五ヶ瀬に行きました。五ヶ瀬スキー場周辺や、登頂予定だった山の登山口に行くつもりで張り切っていたのですが、運悪く道路工事のために断念せざるを得ませんでした。...
事務局
4月8日


まだいましたサンカノゴイ
宮崎市会員 小島健治さん 3月22日(土)「大坪池自然観察会」に参加しました。これで3回目です。 天候は、晴れ。少し暖かくなってきた日の午前中です。 前々回1/26、前回2/22に引き続きまたサンカノゴイに会うことが出来ました。...
事務局
3月22日


大坪池自然観察会 2回目の参加
2月22日(土)「大坪池自然観察会」に参加しました。2回目の参加です。 天候は、晴れ時々曇り。風が冷たく寒い日の午前中でした。 添付写真は今回も「サンカノゴイ」です。前回の観察会1月26日(土)から、約一か月後の観察会。...
事務局
2月28日


クマタカの急降下!
宮崎市会員 事務局 田辺英樹 2月11日🎌にクマタカを観察してきました。 晴天で暖かく、風はそよ風と絶好の条件でした。とは言え、必ず出現するわけではないので腰をすえて待つことに。 10時からの待機でしたが、1回目が12時40分で1羽で割りと低く飛んでくれました。...
事務局
2月15日
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