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夫婦で野鳥写真を撮っています!

  • 執筆者の写真: 事務局
    事務局
  • 7月31日
  • 読了時間: 2分

                     宮崎市 諸井京子さん

 私の趣味は料理やお菓子作りですが、もう一つの趣味は写真撮影です。料理は主に一人で

頑張りますが、写真撮影は主人と二人で楽しんでいます。被写体は、風景、郷土のおまつりお花、昆虫などさまざまです。勉強のためにインスタグラムにも投稿しています。

 2~3年前から野鳥の撮影にはまってしまい、二人であちこちの探鳥スポットに出かけては撮影をしています。一昨年は杉安のダムで滅多にお目にかかれないヤマセミに出会えて

感動しました。

 マイフィールドの一つの市民の森では、カワセミなどの留鳥や、季節の渡り鳥の観察や

撮影を楽しんでいます。

 野鳥の写真撮りを始めて良かったと感じることは、夏や冬にやってくる渡り鳥を観察したり初夏にヒナ鳥と出会うことで、季節の変化や自然の営みを感じられる点にあります。

夏には、南方から繁殖のために日本にやってくる夏鳥、冬は越冬のために北国から飛んで

くる冬鳥を見るだけでも、季節の変わり目を感じられてありがたいことだと思います。

 この初夏は、蓮ヶ池の史跡公園でカイツブリの繁殖を継続観察をしました。カイツブリは

小さな水鳥ですが、生まれたてのヒナ鳥を背中に乗せて泳ぐ姿が愛らしく、一度その姿を見たら病みつきになると言われています。またカイツブリのヒナは、全体がストライプ柄で

とてもユニークな見た目に思わず微笑んでしまいます。

 水面に枯れ枝や草で浮巣をつくり、卵を産んで温めて、やがてヒナが誕生すると親鳥は一生懸命魚を捕まえてエサを与えます。背中に乗れるのはうまれて4~5日くらいまででその後は、親鳥に必死で追いかけてエサをねだっています。

 最初は4~5羽いたヒナは、途中で数が減っていくことが多いそうです。カラスやヘビに

襲撃されていなくなるとのこと。継続観察をしていると、かわいいだけでは済まされない厳しい現実も見えてきます。

 これからも、主人と二人で野鳥観察や撮影を楽しみながら、鳥の知識も深めていこうと

思います。

       📷親の背中に乗るヒナ鳥

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       📷小さなエサをもらうヒナ鳥↓

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       📷大きな魚を飲み込むヒナ鳥↓

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       📷親と変わらぬ大きさになったヒナ鳥

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