カラスと言えば全身真っ黒ですが、胸や腹などが白い変わったカラスが
宮崎市細江の宮崎霊園に通じる、私の散歩コースにいてびっくりしました。
いつものように宮崎霊園に通じる農道を、11月2日午後4時過ぎに散歩
していました。入口付近にある柵にハシブトガラスが5羽止まっていました。
よく見るとこのうちの1羽が変なカラスでした。
最初見た時、どういうわけか胸の白さが際立って見えました。「ムネシロ
カラス?じゃない」と思いましたが、夕日が当たって見間違えたのかもと写真
を数枚撮りました。モニターで確認すると胸だけでなくお腹も真っ白でどう見
夕日のせいでもないことが分かりました。
もう少し粘って撮影しようとしましたが、散歩する人がやってきたためカラ
スは近くの大きな木に飛び去りました。降りてくるのを待ちましたが、どこか
に飛んでいったみたいです。
家に帰って写真をよく見たら、何と頭頂部分も白くなっていました。つまり
「ムネハラトウチョウシロカラス」と新種みたいな〃名前〃になってしまいま
した。その後、散歩するたびに注意深くカラスを見ていますが、変わったカラ
スは見かけません。
県内でも全身真っ白のスズメやカラスが良くニュースになります。こうした
鳥は目が真っ赤でアルビノと呼ばれています。今回のカラスは色素異常の白化
個体と見られます。
この変わったカラスは他のカラスとは、間隔を開けて止まっていましたが
差別されているわけでなく仲良く生活しているみたいです。仲間はずれでなく
ホッとしました。
(写真:胸やお腹、頭頂が真っ白のハシブトガラス)
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