写真と文 宮崎市 前田幹雄
やっと冬らしくなってきました。えびの高原の六観音池などの紅葉は終わりましたが、平地では晩秋のたたずまいが残っています。
今年も身近な冬鳥・ジョウビタキの出会いを楽しんでいます。ジョウビタキと紅葉が絡んだ写真が一枚撮れました。11月にマイ散歩コースの南部墓地公園で撮ったものです。
ジョウビタキのオスが、公園の坂道にあるハゼノキの枝に止まっていました。ジョウビタキの胸と腰の橙色とハゼノキの赤色が目に飛び込んできました。晩秋の風情にピッタリ!
などと胸ワクワクでシャッターを押しました。
ジョウビタキもこのロケーションが気に入ってくれていると思います。「私の羽色と紅葉を見比べてください。背中の橙色も紅葉に劣らず素敵に見えませんかね?」などと言うかもしれません。
後日同じ木で狙いましたが残念ながら周辺にジョウビタキはいませんでした。ジョウビタキは目がまん丸でとてもかわいい冬鳥です。あまり人を恐れず近くで観察できるので野鳥ファンの皆さんも楽しい写真を撮ってみてください。
(写真はハゼノキに止まったジョウビタキ)
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