文と写真 事務局 田辺英樹
4月なり野鳥ファンは、夏鳥の渡来が気になっていることと思います。
聞いた情報では4月3~4日頃にはキビタキやオオルリなどの夏鳥が
宮崎市にも来ているようです。
市民の森には、キビタキ・オオルリが来ているそうで写真や情報を頂
いております。加江田渓谷でもオオルリが盛んに囀っており、留鳥の
ミソサザイが繁殖に向けて一生懸命鳴いていました。
夏鳥は、長距離飛翔の末にやっとこさ海岸線の森や、市街地の公園など
に到着します。そして、くたくたの体を休めたり、使い果たしたエネルギー
の補給のためにエサ取りをします。そしてつかの間の休息を済ませ、すぐ
さま県内の山手の森林に移動して繁殖の準備に取り掛かります。
我々の身近な公園などに到着したばかりの夏鳥は、疲労の極致で、空腹で
とても弱っています。追いかける人間から逃げ回る体力もないというのが
実態です。
バードウォッチャーや、野鳥写真を撮る人は、渡来してくれた鳥の状況を
踏まえたうえで、接して頂ければ幸いです。
📷高枝のオオルリ
📷木陰から撮れたミソサザイ
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