都城市 金御岳と延岡市 愛宕山 見ごろは10月前半
まだまだ暑いですが、9月中旬からサシバの渡りが始まります。澄み切った青空をバックにタカ柱を作りながら越冬地に向かうサシバの群れは、野鳥好きな人ばかりでなく初めての人にとってもたまらない光景の一つです。
日本野鳥の会宮崎県支部では金御岳(都城市)で10月5日、愛宕山(延岡市)で10月6日にサシバ観察会を開催します。興味のある人は出かけてみませんか。青空をバックに越冬地の南方に向かう群れの通過が観察できます。なお、金御岳は全国有数のサシバ観察地で県外からもたくさんのファンが訪れています。
毎年データをとっている金御岳の過去10年間(2014~2023年)のサシバの平均羽数をみるとピークがこれまでの10月10日より早く10月2日になっています。見ごろは9月30日から15日ごろまでです。サシバは省エネ飛行するため雨の日は飛びません。雨が降った後、すっきりした晴天日に大きな群れに出会うチャンスが高いようです。
当日の天気を見て金御岳に出掛けてください。霧島連山や鰐塚山系を一望できる金御岳は標高472㍍。頂上近くにサシバの館と駐車場があります。双眼鏡がなくてもタカ柱を見ることができます。
サシバが四国から宮崎県内に入る延岡市の愛宕山も観察地として注目を集めています。
毎年県北の人達がシーズンになると訪れています。
☆サシバ探鳥会は10月5日㈯都城市金御岳と10月6日㈰延岡市愛宕山。 どちらも雨天中止
🐦都城市金御岳の観察会は5日午前8時から。サシバの館前展望台にある駐車場にて。
問合せは 中原 聡さん ☎0986‐22‐5170。
🐦延岡市愛宕山の観察会は6日午前8時から。愛宕山山頂展望台
問合せは 永田敏治さん☎0982‐33‐3436。
📷サシバのタカ柱(サシバの群れの螺旋上昇)
📷サシバのカウント作業風景
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