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第1回 ツバメのねぐら入り観察会

  • 執筆者の写真: 事務局
    事務局
  • 8月24日
  • 読了時間: 2分

1.日 時 令和7年(2025年) 8月23日(土) 天候:曇り

      集合18時 観察18時40分~19時30分

2.場 所 大淀川河川敷左岸 (小戸神社南側)

3.参加者 37名

3. コメント 

    野鳥の会会員や一般の方々に、圧倒的な数のツバメのねぐら入りを観察して頂こう 

   とツバメのねぐら入り第1回目を企画しました。

    実施日前は関心度の高い企画でしたが、開催日直前には二つの不安がありました。

   一つの不安は出現するツバメの少なさ。4回の下見では、1回目1,000羽、2回目約800 

   羽、3回目約500羽、4回目約100羽くらいしか確認できませんでした。推定ですが

   一昨年は、1~2万羽以上が集まっていたと思われます。

   二つ目の不安は、当日夕方の天気予報が雨になっていることでした。

    このふたつの不安要素で、遠方からご参加予定の15名ほどの皆さんに参加の見合

   わせをお願いしました。当日の参加をご遠慮頂いた方々には、お詫びと御礼を申し

   上げます。

    この日のツバメは約350羽が飛んだのですが、はるか遠くを飛ぶだけで、近くには

   来ませんでした。野鳥の会のスタッフは慣れているので双眼鏡で確認できましたが、 

   参加者の皆さんが、砂粒よりも小さいツバメを見つけるのは少し無理がありました。

    ツバメの観察は無理でしたが、当日は色々な野鳥を観察することができて観察会場

   は盛り上がりました。最初に見つけたのは河畔林の木に群がっているコムクドリ。

   15羽ほどの群れでしたが、この時期に出会えるのは珍しいことです。その後猛スピ   

   ードで空を飛び回るハヤブサや、悠然と東の方へ飛んでいくチュウダイサギの群れを 

   発見しました。

    ツバメのねぐら入りの場所は、ヨシ原の繁茂状況、猛禽などの活動エリアその他の

   環境の変化で、変わると思われますが大淀川河川敷も何かの異変があったものと思わ

   れます。来年は、この場所にツバメが戻るのか、あるいは他の所をねぐらにしている   

   かを確認できればと思います。

    このページをご覧の皆様で、ツバメがねぐら入りするかもしれない場所をご存じの

   方は下記のアドレスに情報をお寄せ下さい。河川敷のヨシ原や広いサトウキビ畑など

   が多いようです。宜しくお願い致します。

      宮崎県支部事務局 yatyou-m@miyazaki-catv.ne.jp


      📷☟岩切事務局長のツバメのミニ研修

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      📷☟大淀川河川敷風景

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      📷☟河畔林にいたコムクドリ (山本清美さん撮影)

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      📷☟参考写真 一昨年(2023年)8月26日のツバメの群れ

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      📷☟堤防道路からの観察風景

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